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2022年おすすめ新譜アルバムVol. 40: Drake「Honestly, Nevermind」

新譜アルバム紹介Vol. 40です。

今回紹介するのは、カナダのラッパーのDrakeがリリースした「Honestly, Nevermind」です。

ジャケ

Drakeはカナダ出身のラッパーです。

これまでの活動や音楽性は以前書いたこちらを。この後も2018年作「Scorpion」や2021年作「Certified Lover Boy」など、多くの作品をリリースしています。

多彩なスタイルに挑むDrakeですが、近年は幅を持たせすぎ・曲数が多すぎるような作品が目立っていました。しかし今作はほぼ全曲をハウスとジャージークラブ路線に絞り、曲数も14曲と適度な尺に収めています。全体的にDrakeらしいクールなムードが通っており、統一感のある良作に仕上がっています。


2. Falling Back

浮遊感のあるウワモノを使ったクールなハウス。

ブリブリのベースが随所で鳴っているので、ラチェット好きの方も楽しめると思います。Drakeのファルセットを使った歌にも悶絶必至。


3. Texts Go Green

Black CoffeeとEsona Tyoloの共作。

Black Coffeeの仕事がしっかりと感じられる、アフリカンな響きのリズムを使った曲です。ラップっぽいニュアンスもある歯切れ良い歌を乗せるDrakeも見事。


4. Currents

Trillville「Some Cut」ネタの例のSEも飛び出すジャージークラブ。

ふうわりとしたシンセでDrakeマナーに引き込んだ、メロディアスで軽快な好曲です。フックでの低速化されたと思しき歌声も印象的。


5. A Keeper

歌、というより歌うようなラップを聴かせる曲。

ビートは浮遊感のあるハウス路線で、Drakeはオートチューンも巧みに使ってスムースに乗っています。2ndヴァース終わりのドラムの連打がエモーショナル。


7. Sticky

今作のハイライトの一つ。

ジャージークラブ路線のビートに、メロディアスではないラップらしいラップで乗る佳曲です。歌声のサンプリングも絶妙。


9. Flight’s Booked

Floetry「Thursday」を低速化して使ったハウス。

浮遊感のあるウワモノと四つ打ちのリズムが心地良いビートで、スウィートな歌を聴かせる好曲です。ピッチの下がったMarsha Ambrosiusの歌声も馴染んでいます。


11. Down Hill

Beau NoxとTRESORの歌声もフィーチャー。

ハウスというよりもオルタナティヴR&Bに近い曲です。漂うようなシンセが印象的なビートでスウィートに歌っています。


12. Tie That Binds

クールな哀愁ハウス。

Drakeの甘い歌声も良いですが、Ramon Gintonが弾くギターソロがそれ以上に目立っています。TRESORも参加。


13. Liability

ハウスの流れを断ち切るトラップソウル路線。

全編で歌声が低速化された、Drakeのスクリュー趣味が色濃く出た曲です。「Tie That Binds」から繋がっているような流れもあり、ハウスではありませんが自然に聴けます。


14. Jimmy Cooks Feat. 21 Savage

Gangsta Blac「Life's A Bitch」(同?)ネタの哀愁トラップ。

さらにPlaya Flyの声ネタまで使っており、Drakeのメンフィス愛が強く感じられます。アプローチ的にはラップです。21 SavageもProject Pat風のフロウを使用。

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