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フランス義実家との付き合い方

昨晩マクロンの演説があり、これをフランス全土ロックダウン宣言というべきか?今までの規制にちょこっと+の規制と学校の休校が加わりました。そして我がフラ夫、何が一番気がかりだったかって。

Pâques 復活際に実家に帰れるか!!!

多分これに関しては、厳密に言うと我が家から義実家には行ってはいけないと思うのですが。。。まだフラ夫諦めてません。そして、義父母も然り!。

2月末頃からずっとpâques のお誘いがあり。私はこんな時期だから〜、と濁していたのですが。。。3月初旬に1回目のワクチンをしたから大丈夫!と、再度のお誘い。しぶとい。

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フランスは昔の日本の様に、同居が絶対的なものは全くありませんが。一般的に家族が密です。盆と正月なんてよく聞きますが、ノエル以外もなんだかんだよく集まります。パリとパリ郊外に住んでいた時には、隣町に義弟家族が住んでいて悲惨でした。私の暗黒時代です。月に1-2回、義弟夫婦が自分達の時間を過ごすため、週末義父母を車で片道3時間のところから呼び寄せ、子供の世話をさせてました。自動的に私達は週末義弟の家に泊まっている義父母に食事に呼ばれていくわけです。月の半分の週末はそれでなくなり、残りの週末は義弟家族を招いたり招かれたりで、私の週末は消滅です。あの頃は、喧嘩の原因は100%義家族についてでした。

これがフランスの文化だ!僕の家族をもっと大事にしてほしい。と言われると、従うしかなく。でも、ストレスで喧嘩。それを当時の職場の同僚に愚痴を言ったところ、全部を全部参加しなくってもいいのよ!だって、あなたの家族の事に彼参加してるの?日本ではなれてるって関係ない!フランスに決まりなんてないわよ。行きたかったらいく、気分が乗らなかったら行かない、ただそれだけよ。私もそうしてるわ。

わたしの心の澱がそこで吐き出された気がしました。まずはカレンダーに家族の誰に会って何時間過ごしたのか全て記入。3回に1回は私は断って自分の週末を過ごす。小言を言って来そうになると、カレンダーを印籠のように提示。すると、会っても少し楽しめるようになってきました。今は地方都市に引っ越し、2ヶ月に一度会うぐらいになり、義実家と良好です。義弟の彼女は、ノエルを今年は義弟ファミリー来年は自分の実家と別けて過ごしているのをみて、なんでも義家族と過ごすことがフランス文化だと言う束縛から解放され、程よい距離感をとれるようになってきました。なんでも一人我慢しない!これ大事。

そして、今回無理して義実家には私は行きません。行くなら主人のみ行ってもらう予定です。