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凡人なりの戦い方



こんにちは。
すっかり気づけば8月も半ばになりましたね。

会計士としての未熟さ

先月の月次作業支援でのことでした。
私は何気なく「販売促進費」という費用科目で伝票入力をしていたのですが、上司は「これは売上のマイナスではないか?」と疑問に思いました。
結果的に収益認識上の「顧客に支払われる対価」という典型論点で、売上のマイナスだったのですが、収益認識を実務で使えるレベルまで理解していないということが露呈したのでした。

凡人だけど努力する、それしかない

話を本日のタイトルに戻します。
前職、そして今の職場にも凄い能力を持った会計士が本当に大勢いました。
IFRS、連結、収益認識、IPOのスペシャリスト、英語ベラベラの人。
そういう方は、もちろん生まれ持った才能や優れた地頭もあるのでしょう。
しかしそれに加えて時間をかけて努力してその能力を身につけたんだと思います。

凡人が努力する漫画の1コマ

漫画でも努力して能力を身につけるシーンがよくあります。
でもよくよく考えてみると、週刊少年ジャンプの主人公は元々持っていた能力を開花させただけだったり、親父がすでに天才だったりします。(実はサイヤ人だった、実はテニストッププロの息子だった・・など)
正直凡人の私は主人公に感情移入できなかったです(笑)

共感できるような漫画を思い出しまして、せっかくなので紹介できればと思い、まとめさせていただきました。

「縮まらないからといって、オレが進まない理由にはならん」

羽海野チカ先生「3月のライオン」より

まず紹介したいのが「3月のライオン」という作品です。
将棋のプロ棋士のお話で、作中で宗谷名人という最強の棋士がいますが、その同い年であるプロ棋士島田8段が言った言葉になります。
宗谷名人はずっと最強であり自分より先を進んでいて差は大きくなる一方です。
しかし差が縮まらない=諦めるということは死んでもできません。
棋士でいる限り、努力するしかないのです。

休んでいる時間などない

黒丸先生/夏原武先生「クロサギ」より

詐欺師をターゲットに詐欺を行うクロサギを主人公にした漫画。
主人公の黒崎の自宅での1コマです。
黒崎は詐欺師によって家族を失った悲しき過去があります。
詐欺の手法を熟知している経験豊富な詐欺師を騙すためには圧倒的な知識が必要になります。
寝ている間も音声学習をするほど鬼気迫る勉強をしています。
全ては復讐のため、休んでいる時間などないのです。

「勤勉な天才に凡人はどうやったら勝てるっていうんだ」

稲垣理一郎先生/村田雄介先生「アイシールド21」より

最後はアメフト漫画「アイシールド21」の桜庭です。
桜庭はアイドルとアメフト選手を両立していたキャラでした。
自分はチームのエースではないのにマスコミからもエースという扱いを受けてしまい、心の中でずっと葛藤していました。

ふとしたきっかけからチームの本当のエースである進という男が、
天才と言われながらも雨の中黙々とトレーニングするのを目の当たりにし、自分が凡人であると悟ったシーンがこちらになります。

桜庭はこの後生まれ変わったようにアメフトに打ち込み、作中でも最強に近いプレイヤーに成長するのです。
のちにチームの監督からこう評されています。
他のチームメンバーは当初から進を別格に見て比べようともしなかったが、桜庭だけは進に追いつき、追い越そうとしていると。

トップ5%になる

一説によると社会人のほとんどは勉強していないので、毎日特定の分野の勉強を続けることで、その分野のトップ5%は維持できるようです。

単純だけど凡人が戦うにはそれしかない。毎日努力し続けるしかないんだ。


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