根気強く/負けを覚える JASSBA運動あそび7/25

負けるのが嫌で、「勝ちたい」、「1番が良い」。という感情は4歳、5歳、6歳あたりで徐々に顕著になってくる感情でしょうか。
この気持ちを私はとても大切にしていて(かといって、勝ちたいという気持ちを強く持ちないさい!といった事を押し付けはしません)、子供達が自然にだす感情に対してその子その子をどのように導いたら良いかに目を向けているつもりです。
今、JASSBA箕輪校の運動あそびでは、参加する子供達はみんな潜在意識を少なからず持っています。
一つは競争意識。
二つめは「できた/できない」という達成的な意識。
三つめは親御さんやコーチからの言葉がけからなる「周囲の評価」
この3つに加えて、子供達にとって一番大切なのは「楽しめたか」の満足度の部分 。

「周囲の評価」は、「できたなー」や「頑張ろう!」、「話を聞こうね」といった教えの部分の話になるので、経験をどんどん培っている段階が主です。
JASSBA箕輪校運動あそびの今の、空間には「できたことを褒めて、背中を押してあげる」との部分が私も親御さんも共通して持てているように思いますので、バランスよく実施できています。
子供達が自分自身で感情を感じるのは、一つめの「競争意識」と「達成的な意識」。
まずは「達成的な意識」について。
例えば、うまくできないと「もーいやー」と言って、ストレスを感じたり、自信をなくしてしまったりします。ここに関しては、失敗の感じ取らせ方も一つのポイントですし、何よりできないことを諦めないで継続をさせる後押しが必要であると感じます。しかし、継続をすれば必ずできるようになってきます。
根気強く、根気強くというところ。
「頑張ったらできるようになった」というは、子供達にとってとても大きな成功体験になりますので、できないことができるようになると、先々ちょっと難しいことに当たってもクリアしていけるようになります。

そして、一つめの「競争意識」。ここがみんな強くではじめていて、その気持ち自体はとても良いことなので、あとはちょっとした教えを施していく事が必要。
「負けるのは嫌」なんだけど、「負けることもあるよね」という事を理解できると、次のステップに進めるような気がします。
また、頑張ろう!次は頑張ろう!ってね。

勝ちたいと思いやる心は確かに、矛盾をしているよう。
こちらのブログにあるように、私もそこは実は反対の気持ちではなく、順番だと思っています。思いやりを持たせる準備をしっかりと整えたいかな。
「勝ちたい」と思いやる心

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