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#037【絵本】こねこのチョコレート

今日もほっこり絵本の世界へ📚
絵本を読んだ記録として、感想を書いています。



はじめに

図書室の本棚に立てかけられてるのを見て、「そういえばこれ、どこかのオススメで見かけた絵本だったね」と思い出して借りてきた絵本。


今日の絵本


『こねこのチョコレート』

B・K・ウィルソン 作
小林いづみ 訳
大社玲子 絵
発行所:こぐま社(2004年)


感じたこと

4才のジェニーの子どもらしい可愛い出来事を書いた作品。
イギリスではこういった習慣があるのか、パパとママから別々でお誕生日の贈りものが贈られるんですね。もちろんお姉ちゃんであるジェニーも弟のクリストファーにプレゼントを用意します^^


年子ではありませんがちょうどこの姉弟のように、小さい頃の弟とのエピソードを思い出しました。

母と2人で行った近所のスーパーで、買ってほしいお菓子を母に持って行った時に言い放たれた言葉。
「○○ちゃん(弟)はお姉ちゃんの分も買ってあげよう!って優しいのに、あんたは自分のことばっかり。」

そんな可愛いことをいうなんて確かに弟は優しい。でも母の言葉は私の小さな心にチクッと刺さり、「私は優しくないんだ」と感じさせて抜けなくなってしまいました。
異性の子どもは特に可愛いっていいますからね。おかげで早くから自分と弟を比べなくなりました。それはあの頃から始まり母は今も私に実感させてくれます(笑)


どうしても気になって、眠れなくって・・・。
弟に用意したはずのチョコレートを全部食べてしまったジェニー。
気持ちとっても分かります~(≧▽≦)だってだって、あんまり可愛くて美味しそうだものね。一つくらいいいじゃないのって気持ちも子供らしい(笑)おなかの中のねこちゃんが寂しがるわって言い訳も子供らしくて可愛らしい。だって美味しいからもっと食べたいもんね^^

反省して泣き出したジェニーに、おかあさんは咎めずこう言います。

「げんきを だしなさい、ジェニー」
おかあさんがいいました。
「かしこいティブルが、ちゃんと うまく やってくれたじゃないの」

『こねこのチョコレート』より

こういうウィットなところが日本のお母さんにはないところなのでしょうか(*´ω`*)おとうさん、おばあちゃん、弟に猫のティブルまで、ほっこりさせてくれる絵本でした。

それにしても、こねこ、うさぎ、ぞうやおさかなのどうぶつチョコレートって、チョコ好きにはたまらん^^

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