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今日、誰のために生きる?

昨日、母に叱られた。
自分なりに家族のためを考えて、今後の事を話した。

うちの下の娘が不登校になっていて、それを放っておいて自分のことばかり考えているのはおかしいと。

僕としては、僕自身がやりたい事をやってその背中を子供に見せる方がいいと思っていた節がある。

小学校の教員をやっていて、僕は不登校の子どもたち、渋っている子たちを登校させてきた驕りがあった。僕の子達は大丈夫と。

今、僕自身が登校拒否になり、今まで学校に通わせてきた子達はどうだったんだろうと思う。
子供達も保護者も笑顔にできていた自信もあった。けれど僕が今の学校に耐えられなかった。

仕事が終わると、もううちの子供達に愛情を注ぐ気もなくなっていた。妻もそれに不満を感じていた。僕としては「何もしてないわけではない」とどこか言い訳がましく思っていた。

母に叱られて、希望が壊れるともう世界がズンと暗くなった。

近くの本屋でパンを食べ、2冊試し読み。どちらも死ぬまでに後悔しないようにというないよう。でもなんか心に響かなかった。パンは美味しかったけど。

帰りがけ何気なく周りの本を見て目に止まったのが、

「今日、誰のために生きる?」

ひすいこたろうさんが、温泉で出会ったショーゲンさんという人から聞いだ話が元でできた本らしい。

時間があるといろんな発見がある。

「効率よく生きたいなら、生まれてすぐ死ねばいい。」

ショーゲンさんがアフリカで暮らした村の村長に言われた言葉。

もっと無駄を楽しみたくなった。

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