西暦の数字だけが1000年ズレていたらどうなる?
これは私の素朴な疑問なので、皆さんも一緒に考えてみてください。
もしも明日、重要な歴史書かなんかが発見されたとして、
実は今年が西暦2024年ではなくて、3024年である
ということが全ての世界で認められたら、この世界は一体どうなるのだろう、という疑問がここしばらく頭に残っている。
言い換えると、西暦の数字だけが1000年加算されたら、世界に混乱は生じるのか?という疑問である。
これに対して現段階での私の考えは、特に何も変わらないというものである。
それは何故か。
この課題において重要なポイントは、1000年時間が経過しているという訳ではなく、西暦の数字が1000大きくなっただけという所にある。
もし仮に、1000年の時間が実際に流れていたとしたら、それは大問題だ。今から1000年前の1024年はだいたい藤原道長がブイブイ言わせていた時期である。文明どうこうとか言ってる場合では無い。
しかし繰り返しにはなるが、今回においては数字が1000大きくなっただけなのだ。
「明日から、3024年になります!」というのを世界共通認識として働かせるだけなのだ。歴史の全ての年号が1000大きくなる訳ではなく、明日から「西暦3024年デース!!」みたいな処置を施すとして、どうなるんだろう。
そもそもたった365日で西暦は誰の許可も得ずに1つ大きくなるし、日本の元号に至っては、不確定な時期にころっと「明日から○○元年です!」なんてことが起こる。
大晦日の感覚で、除夜の鐘が鳴ると共に今まで1つしか増えなかった数字が1000増えたら世界はどう回るのかという問いだ。これは疑問の認識に誤解が生まれないように何回も言う必要がある。
だから「明日から3024年」になったとてさほど生活は変わらないんじゃないだろうかとは思う。
強いて言うなら、歴史の年号とか覚えるの大変だなぁくらいか?
未来人が「なんで2024年の次が3024年なんだよ!」とか思うかもしれない。いつだって現代人が誤魔化していたありとあらゆることのしわ寄せは未来の人が被ることになるのだ。
この話を父にしたら、コンピューターが崩壊するとか言ってた。
どうやら世紀末以前のコンピューターは、西暦2000年を超えることを想定して作られておらず、2000年を迎えるとシステムにエラーが起きるぎゃおーんみたいなことが騒がれていたらしい。それはそのまま2000年問題として、現在でも語り継がれている。
当時まさにプログラムをかじっていた父はそのぎゃおーんにぶち当たって大変だったらしい。私の産まれる前の話。
だからいきなり西暦の数字が1000大きくなるだけでも、少なくともコンピューターは大打撃を受けるというのが父の考えらしい。
さらに、株価を始めとした経済の上下みたいなものも狂うみたいなことを言ってた。難しい話しないでよ父ー。
私はてっきり、ならコンピューターバグって銀行の利息とか1000年分来るジャーンとか思ってたけど、ほんとによくわからん。
皆さんも、西暦の数字が1000大きくなっただけの世界で何が起こるか、考えてみてください。
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