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コロナに負けるな/"One more light" (Linkin Park)に想う

蔓延するコロナウイルスは、私たちの社会の脆弱な部分を浮かび上がらせています。

BC、ACという言葉も出てきているように、BC(Before Corona:コロナ前)とAC(After Corona:コロナ後)とでは、社会の仕組みが変わるとさえ言われています。

今、この瞬間は、世界中がコロナウイルスに負けないように、Stay Homeをはじめ、One Teamで乗り切らなけばならない時ですが、コロナウイルスは、心の脆弱な部分にも歩み寄り次のような歪みも生み出しています。

医療関係者の家族に対する偏見。
自宅で過ごす時間が増えることによるDVの増加。
日々報道される感染者や死亡者を数字として受け止めて、「今日もまた数字が増えた」と思ってしまう感覚の麻痺。など

Linkin park の”One more light”

Linkin parkの”One more light"は、星の数ほどの数えきれない光の1つひとつが、何者にも代えられない大切なものだと歌っています。

If they say, who cares if one more light goes out?
In the sky of a million stars
It flickers, flickers.

Who cares when someone’s time runs out?
If a moment is all we are
Or quicker, quicker

Who cares if one more light goes out?
Well I do

あと一つ光が消えたとしても、一体誰が気にすると言うんだ?
空には何百万もの星があるじゃないか。
きらきらと光っている。

誰かの時命が尽きようとも、一体誰が気にすると言うんだ?
人生なんて所詮は一瞬じゃないか。
いや、もっともっと短いかもしれない。

あと一つ光が消えたとしても、一体誰が気にすると言うんだ?
でも、俺は気にするんだ。

不幸にして亡くられた人、自らの命を賭して医療に従事している人、Stay Homeする多くの人たちの影で社会インフラを支えてくれる人。

そんな大勢の人たちは、決して数字の上の人数ではなく、一人ひとりかけがえない人が「そこ」にいるのです。

コロナウイルスの驚異によって、私たちの社会や心の脆弱なところに、歪が生まれてしまう今だからこそ、私たちの身の回りにいる一人ひとりへの想いを巡らすことが大切なのではないでしょうか?

犠牲になられた方や、必死に社会を支えてくれる方の一人ひとり、そして、さらにそういった方々のご家族の一人ひとりのことを想えば、「コロナウイルスによるStay Home疲れで気が緩んでしまった」ということが避けられるのではないでしょうか?

「One more light-1つひとつの光のことを大切にする」という気持ちを持ちませんか?

他人ことを自分のことのように思いやる

Linkin parkのOne more lightの歌詞が頭をよぎり、飛び降り自殺をはかろうとしていた男性を助けたという女性のエピソードがあります。

橋の欄干に座る1人の男性のもとを多くの車が通りすぎました。

多くのドライバーにとって、きっとその男性は多くの星の光の1つに過ぎなたったのでしょう。

どころが、One more lightの歌詞を思い浮かべた1人の女性ドライバーは、車を止め、男性に歩みより、自殺を思いとどまらせました。

他人ことを自分のことのように思いやる。

そんな気持ちこそが、今の私たち1人ひとりに求められているのではないでしょうか?

※写真は、https://nme-jp.com/news/76643/ より

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