見出し画像

頑張る時は頑張る、休む時は休む。

そっか。そうだよな。私っていつもそうなんだよな。
これは、stand.fmというラジオ(ポッドキャスト)アプリで、「じゅんぺの日常のあれこれ」というチャンネルの、雑談テイストでラフに語る10分程度のラジオを聴いてみて私が思ったことである。
私が聴いた回は、第48回の「頑張るのは大切。でも無理はするな。」なのだが、このタイトルこそ、彼の考え方というものを表す「象徴」のようなものだろうなと思った。彼のラジオを聴いて、ちょっと気持ちが楽になったし、心がじんわりと温まった。
何故なら、社会人になる前に、私は彼に「ほどよく頑張る。休む時は休む。」という激励のメッセージをもらったからだ。
根がネガティブだった自分のマインドを、前向きにさせてくれた彼には、本当に感謝しかない。
学生時代から、私は人に頼ったり甘えたりするのが苦手で、何でも一人で抱え込んでしまいがちだった。
ゼミの先生から、「もっと人に頼ったり甘えたりしたら?もしかして甘えるの苦手?同じゼミ生の子、めちゃくちゃ甘え上手だから見習いなさいよ。」と言われたこともあるくらいである。
正直、先生から掛けられた言葉に対して、素直に頷くことはできなかった。
最初から人に上手に甘えたり頼ったりできていたならば、こんなに苦労することはなかったと思う。
そんな簡単に出来るものなら、とっくにやっているはずだし。
そんな感じで、当時の私は、こんな些細なことでメンタルをすり減らしていた。
学生の頃から、カウンセリングに通うようになったのだが、カウンセラーさんに今自分が思っていることを全部ぶちまけるだけで、だいぶ心がスッキリしていた。
時には上手く言葉を紡ぎ出すことが出来ず、涙を流しながらぽつりぽつりと話すこともあった。
本音を言おうとすると、何故か涙が頬を伝ってしまう。ぽろりと涙が零れてしまうのである。
理由も無くワーワー泣いてしまう自分の情けなさに嫌悪感を抱くことも少なくなかった。
社会人になってからも、色んな経験をし、時にはメンタルがやられてボロボロになっていることもある。
そんな時に、彼のラジオを聴いたら、「ここまで頑張った自分を褒めてあげよう」と思った。
無理はせず、きついと思ったなら、周りを頼るように心がけることが大切なんだと改めて実感した。
頑張る時は頑張って、休む時はしっかり休むというメリハリをこれからも大事にしながら、1日1日を楽しく過ごしていきたい。
「頑張る」と「無理する」は違う。彼の言葉が今も深く胸に刺さっている。もし周りに困っている人がいたら、手を差し伸べてあげられるように今後も頑張ってみたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?