さて困った!漢字が書けない中学生!!
2021年01月26日から
小中学生への学習支援で得た知見を基に
色々書き始めて131回目になりました。
また、2021年03月15日から
毎週連続投稿を始めて128回目です。
今回も、漢字が書けない問題。
漢字が書けないといっても、ふた通りの生徒がいます。
この場で何度か取り上げたのは、
自分が読める漢字しか書けない生徒ですが、
今回は、漢字が思いつかない生徒。
「商売」とか「楽器」などが思いつかない!
でも、話を聞いている範囲では、
本を読むのが好き!
じゃあ、文字に触れる機会は多い。
でも、漢字が思いつかない。
つまり、読めるけれども書けないということです。
特に、PCが発達してからは、
自分で書くという習慣がなななか定着しにくいようで
こうした生徒が増えています。
文字は、一つ一つを書き込まないと覚えません。
特に漢字は、一つの文字にいろいろな読みがあったり、
それぞれ微妙に意味が異なっているので
そうした文字の隠れた力を身につけるには
書くしかありません。
なんでもいいです。
気になったこととか、今の気持ちとかを書きましょう。
そうして、自分の使える文字を増やしましょう。
あ”っ!文字は、ゆっくりでいいから丁寧に書いてくださいネ。
それは、文字は他人に意味を伝える大事な道具だからです。
★保護者の皆さんや 子どもたちの学習に関与している方々へ
一番生徒に近い存在で、関係性が成立しているはずの皆さんは、
生徒の嗜好や、どんなことに興味を持ちやすいかとか、
具体的な手段を見つけやすい立場にいます。
良い相談相手として、また善き話し相手として
身近にいてくださることを願っております。
07.SEP.2023.ARAI