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学校に行きたくない?

 昨年01月26日から 小中学生への学習支援で得た知見を基に色々
書き始めて61回目です。

 ゴールデンウイークと言われる 春の連休
多い人は10日も学校がないなんて人が いるようですね。

 で この時期が過ぎると
学校に行くのが いやになることがあるようです。
正式な病名ではありませんが「五月病」と言われているようです。

 新年度を迎え 進学や進級で 皆さんを囲む様子が大きく変わり
緊張した毎日を過ごしていると 知らない間に疲れがたまってきます。

 また 新しいクラスで 新しい先生だったりして
しかも 学習内容が 急に増えたりして びっくりしてたのが
長い休みがあって
それまで張りつめていた糸が 急にプッツリ切れてしまい
休みが明けても なんとなく気分が悪くなったり だるい気がして
勉強する気がしない 外に出たくない・・・と なってゆきます。

 学校に行っている生徒の場合
4月から始まっている 新し学期で習っていることが
しっかり理解できていない事が多く
そのままズルズルと 授業を受けてしまっていると・・・

「あれれ?わかんない!!」
「授業がわかんないから つまらない!」
「つまらない話を聞いてても おもしろくない!」
「おもしろくないから 授業がいやだ!」
「そんなら 家にいて 楽しいことをしていたい!」
となってしまい 「五月病」に かかりやすいようです。

 でも こうして 理由を追っかけてみると
解決方法は以外に簡単なんです。

 そうです!
今まで習ってきたことを もう一度復習しましょう。

やり方は
 ①教科書を読んでみる
 ②ノートやワークブックで内容や意味を確かめる
 ③そして 他の人に説明しわかってもらえるか 確認してみてください。
それができれば この後も 授業についてゆけるようになります。

 休みが続くと ついつい めんどくさくなりがちですが
こうした ふだんの積み上げが 学習に良い効果を与えてくれます。

 さぁて 深呼吸して 教科書を開いてみましょう!

保護者の皆さんや 子どもたちの学習に関与している方々へ

 ゴールデンウイーク明けは
子どもたちにとって ある意味危険な時期です。

 学習習慣から離れて 自由気ままに過ごせる雰囲気を思い出し
その対として 他者から強制される「学習」を理解してしまうと
忌諱反応の理由が自分にはないため
あたかも被害者であるように 振る舞うことになります。

日常で一番近くにいる皆さんが
子どもたちの 疑問点に細やかな視線を送ってあげること
その上で寄り添いながら 変化の様子をじっくり確認してあげるてください。

それは 「承認欲求」を満たしながら
「知る」「理解し 発見する」楽しさへ進む貴重な一歩になります。

 どうか 子どもたちのために 傍にいてあげてください。
                                                                                                                                                                                                                  
04.MAY.2022.ARAI

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