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PB-NSCV HILUXについて
こんにちは、今回はUSASOC等が主に使用している、NSCVハイラックスについて書きます。
間違いがありましたら、ご指摘頂けますと幸いです!それでは早速本題に行きます。
NSCVとは
『特別設計・規格外市販車輌(PB-NSCV: Purpose Built Non-Standard Commercial Vehicle)』
![](https://assets.st-note.com/img/1650200190978-MQh7euIncK.png?width=1200)
PB-NSCVは、トヨタ製ランドクルーザーをはじめとした市販車輌を文字通りの規格外にカスタマイズした特別仕様の車輌とし、荒れ地の広がる紛争地での利用に特化させることを想定している。現地の道路・車事情に対応しながらも目立たなくすることで、精鋭隊員の活動を円滑に支援することがその主要な目的となる。
こちらのブログに詳細が載ってます。恥ずかしながら上記のブログの文章が完璧すぎて引用させて頂きました。
NSCVの主な車種
主にランクル79、200、ハイラックスヴィーゴ、新型ハイラックス(前期)等が見かけます。
パーツの納入リストから70、76の使用も確認出来ました。
![](https://assets.st-note.com/img/1650205078661-rCCX8RnRmo.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1650206288894-atAj1X3n6z.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1650254784991-1B1F2xqxfO.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1650208600635-9jMvghXw2y.jpg?width=1200)
SATCOMが搭載され、ボンネットにダクトがあります。
今回は新型ハイラックスに重点を置いて、カスタムパーツ等の解説をします。
新型ハイラックスの装備品について
![](https://assets.st-note.com/img/1650204203126-EfvLTBmFxL.jpg?width=1200)
MK47搭載
順に追って説明します。
Battelle Heavy Machine Gun Mount
![](https://assets.st-note.com/img/1650252922948-2jZVjOVzOy.png?width=1200)
クレイドルを装着出来る様に設計され、M2、M134、M240、Mk48、MK19、MK47等をマウント出来るロールバーです。
![](https://assets.st-note.com/img/1650209332443-nVH86xxb00.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1650260204512-2gM2ZY53JU.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1650210928923-eUUfiLgsgt.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1650211059332-xDODsbt9Df.png?width=1200)
ロールバーを逆向きに付けて使用しています。
このロールバーは根本が角張っていて、仕様が異なっているモデルです。
![](https://assets.st-note.com/img/1650211159207-3wLF35YSGD.png?width=1200)
有志の方がロールバーの輸入を試みて製造元に問い合わせたそうですが
日本への輸入は現実的ではないみたいです。
Hutchinson WA-1978
![](https://assets.st-note.com/img/1650212499278-0zUahijMrf.png?width=1200)
こちらも日本国内での入手は不可能なアイテムです。
Tire Size LT265/65R17
こちらにタイヤのサイズが書いてます。
![](https://assets.st-note.com/img/1650212855018-iVin6oaOjm.png?width=1200)
ロールバー等が付いていなくても、このホイールが付いていればNSCVかどうか判別出来ます。
日本だとHutchinsonは自転車用タイヤで有名ですが、HPを見る限り
装甲車や戦車等の軍用車両のホイールを作ってたりするそうです。
![](https://assets.st-note.com/img/1650270144342-8D8PsxV472.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1650270167055-8U30I1DgBZ.png?width=1200)
ARB DELUXE ROOF RACK
![](https://assets.st-note.com/img/1650278228606-BxiHQer4m3.png?width=1200)
ARBから出ているルーフラックです。
ハイラックスとランドクルーザー用がそれぞれあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1650213676230-0G1VBZ4PSX.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1650213946758-xZRegrrq5o.jpg?width=1200)
M2搭載
こちらは日本でも入手可能なパーツとなっており
代理店を通して購入が可能となっています。
BFGOODTICH ALL TERRAIN
T/A KO2 265/65R17
![](https://assets.st-note.com/img/1650214219042-nXsP5p421m.png?width=1200)
Battelle公式サイトの動画を反転させて分かりやすくしています。
日本で購入可能なタイヤです。
こちらのサイトにて動画を確認出来ます。
https://www.bizjournals.com/columbus/news/2017/09/01/take-a-look-inside-battelles-west-side-plant.html
![](https://assets.st-note.com/img/1650214300504-JVB6iFSfdO.jpg?width=1200)
こちらの写真を見て頂くと分かるのですが、本来は白文字のタイヤレターが表面の様で、NSCVはタイヤを裏返して使ってるみたいです。
再現するためにはどうしたらいい?
結論から申し上げます。
ロールバー、ホイールは入手困難
ルーフラック、タイヤは入手可能
前者の二つで現状出来るのはワンオフですが、莫大な費用と手間が掛かるため覚悟が必要ですね。
ルーフラックはこちらでお取り扱いがあります。 https://www.arb4x4.jp/roof-racks/arb-roof-racks/
気になる方はお問合せしてみては如何でしょうか。
タイヤもメーカー公式の日本語サイトで販売店を検索出来ます。
タイヤサイズはホイール解説の部分に載せてますので、購入を検討される方はそちらを参考にしてください。
![](https://assets.st-note.com/img/1650279372751-Mlb6NhWU9C.png?width=1200)
今からNSCVを作るために新型ハイラックスを購入される方は少ないかもしれませんが、要点をまとめると
最新のモデルはGUN125前期
車高は純正のままでオーバーフェンダー等も特になし
日本で買えるカスタムパーツはルーフラックとタイヤだけ
タイヤは裏返して使っている
穴が開いているボンネットを使用している事が多い
ヘッドライトのフチが黒くなっている
となっています。
特殊な使用例
ここまで来ましたが、正解はこれだけではありません。
![](https://assets.st-note.com/img/1650255888973-SmrjY5HNUD.png?width=1200)
M2にSurefire Hellfighterが装備
この様に、他のモデルとは違うロールバーが搭載されたNSCVハイラックスも存在しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1650257588117-A0eiyGsCuW.png)
どうやら、この個体ではM2のクレイドルをルーフラックの位置に搭載出来る様になっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1650257844431-NSIJ8mEQJu.jpg?width=1200)
グリルの形状が前期とは違います。
![](https://assets.st-note.com/img/1650258021510-1bxXeGBodS.jpg?width=1200)
勿論確定ではありませんが、写真が出てきたのが同時期なので、推察するに同一個体の可能性が高いです。
最後に
出典させて頂きました、Instagramアカウントの紹介をしておきます。
Toyotas of War
SILENT REAPRS
gunslinger_central
dads_pelican
eunomiajournal
今回はこれで以上となります。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。