数千件の面接をしてきた私が自分の転職活動時に実践した転職活動方法
はじめに
みなさん、こんにちは!國司です。
突然ですが、私は15年勤めた会社を退職し、2024年3月から株式会社ESESで働いています。
今日は、これまで数千人の転職面接の対応をしてきた私が、実際にどんな形で転職活動をしたのかを公開していきたいと思います!
題して、「数千件の面接をしてきた私が自分の転職活動時に実践した転職活動方法」
です!
これまでの経験や知識をフル活用し、けっこう色々と考えながら進めましたので、ぜひ参考にしてみてください~
また、このフレームワークを使用した転職やキャリアアドバイスも可能ですので、気軽にご連絡ください!
では、どんな流れでやるかを記載していきます。
1.「大切にしてること」「好きなこと」「得意なこと」の重なりを見つける
2.現状とビジョンの差を把握し、転職活動の軸にする
3.転職活動の軸をもとに、企業比較表を作成する
4.企業比較表をもとに、受ける企業を探す
5.履歴書、職務経歴書をつくる
6.企業比較表をもとに、企業を探し選考を受ける(カジュアル面談)
7.企業比較表をもとに、企業を探し選考を受ける(適性検査、面接)
8.企業比較表をもとに、意思決定をする(家族への相談含む)
の順番で進めていきました。
すごい大ざっぱに言うと、
「実現したいことを決め、それができる企業を比較して決める」です。
解説していきます。
1.「大切にしてること」「好きなこと」「得意なこと」の重なりを見つける
これを行うために、上記3項目を言語化し、共通する部分を抜き出していきます。
すると私は、
・ハライチに負けない存在になるため、社会に対して「國司」という価値を見い出したい
・多くの人と関わり、支援をしていく仕事をしたい
・「採用経験」「営業経験」「IT経験」を活用していきたい
と、自身のビジョンや実現したいことを言語化することができました。
次は、
2.現状とビジョンの差を把握し、転職活動の軸にする
です。
私は長く採用のマネージャーとして業務を行っていましたが、
・ハライチに負けない存在になるために価値を見出せていない
・「採用経験」は活用できているが、「営業経験」や「IT経験」は活用できていない
というギャップ(差)がありました。
上記より、転職活動(現職残留も含む)の軸が、
・事業や経営に関わることができる
となりました。
※もちろん、現年収を超えていくことも軸にしていましたが、説明からは割愛します。
次は、
3.転職活動の軸をもとに、企業比較表を作成する
です。
縦軸に企業名を入れていけるようにし、横軸に転職活動の軸を詳細にした項目を入れていきます。
例)
・ビジョンワクワク度
・業務内容(軸としていることができるかどうか)
・3年後のキャリア
・10年後のキャリア
・給与
・3年後の給与
・10年後の給与
・勤務地
・残業時間
・休日出勤
・リモートワーク率
等々、「キャリア」と「就業条件」に分けて詳細に項目を作ります。
ここの項目をしっかり作ることで、今後の企業選びや意思決定においてとても役に立つものになります。
次は、
4.企業比較表をもとに、受ける企業を探す
企業の探し方はいろいろあります。
・人材紹介エージェントに相談して探す
・自分で求人サイトで探す
・興味のある企業で働いている知り合いに連絡してみる
等々です。
「転職の軸」と「企業比較表」があれば、しっかり探せるようになります。
・人材紹介エージェントに相談して探す
は、親身になってくれる良いエージェントさんを見つけましょう。
中には、自分の営業数字のために無理に転職させようとする人もいます。
信頼のできる方に依頼をしていきましょう。
そんなつながりない!という方は、信頼のできる方に紹介してもらったりすると良いですし、僕に相談いただいても大丈夫です。笑
國司、現職残留も含めたキャリアアドバイスを親身にやります!
・自分で求人サイトで探す
は、リクナビネクストやdoda等の求人掲載数が多い求人媒体や、ビズリーチやリクルートダイレクトスカウト等のハイクラス求人が多い求人媒体や、それぞれの業界や職種に特化してる求人媒体があるので、いくつか登録をすると良いです。
企業側の視点からすると、全ての求人媒体に出稿することは費用がかかりすぎてしまうため、効果の出そうな媒体に絞っていきます。
媒体毎の特性を把握して出稿しますので、自分の希望に合う媒体に登録することで、希望に合った求人に出会えます。
・興味のある企業で働いている知り合いに連絡してみる
は、記載の通りです。知り合い経由だと、まずはカジュアルに面談からやってくれたりしますので、聞きたいことがたくさん聞けます。
後ほど下の方でも説明しますが、カジュアル面談からいく方がおすすめですね。
次は、
5.履歴書、職務経歴書をつくる
です。
自分自身がやってきたことをPRする上では、これはかなり大事ですね。
「履歴書」と「職務経歴書」に分けて説明していきます。
まず、履歴書については、
・そこまで凝ったものにしなくてOK
・和暦にこだわらず、西暦でOK
・「得意な科目」等は「志望理由」や「趣味・特技」に変換
です。
凝ったものにせず、これまでの概要をわかりやすく記載をするということを意識してください。
中途採用の応募で、「得意科目は体育です。」と書かれていても、「おお、、」となるだけなので、「趣味・特技」「志望動機」等に変換しましょう。笑
次に職務経歴書は、全体像から書くと読み手が読みやすいので、キャリア概要、提供できる価値、アウトプットや成果、職務詳細の順で書くと良いです。
採用担当者は、この求職者が何ができて、どうポジションにマッチしてるかを見ていますので、そのニーズを満たせるようなつくり方をします。
また、パワーポイントでこれまでの経歴やアウトプットをまとめると、
・面接で自分の経歴をプレゼンしやすい
・パワポつくれるよとアピールできる
というメリットがあります。
履歴書と職務経歴書の書き方詳細はこちらです。
職務経歴書やパワポ資料の詳細は後ほど!
次は、
6.企業比較表をもとに、企業を探し選考を受ける(カジュアル面談)
です。
やはり、できれば面接からではなく、カジュアルに話が聞けるカジュアル面談からがおすすめです。
カジュアル面談は企業と個人のすり合わせの場ですから、比較表の項目部分をヒアリングしてしまいましょう。
カジュアル面談は、ビズリーチやリクルートダイレクトスカウトやLinkedIn等の企業からのスカウト中心の媒体では当たり前のように行われますし、知り合いの会社だったりしてもカジュアル面談からやってくれますのでおすすめです。
もちろん、人材紹介エージェント経由でもカジュアル面談から希望をすれば探してくれると思います。
次は、
7.企業比較表をもとに、企業を探し選考を受ける(適性検査、面接)
です。
適性検査は、規模の大きな会社さんを受けるときには必ずありましたので、SPIの内容をさらっと確認して、解き方を思い出しておくことをおすすめします。
面接では、きちんとつくった履歴書、職務経歴書、パワーポイントがあればそれをしっかり伝えればOKです。
選考は企業と個人のすり合わせの場なので、緊張する必要はありません。
聞きたいことを聞き、伝えたいことを伝えましょう。
面接官もただのサラリーマンです。
面接官が偉いわけではなく、あくまでも対等です。 緊張する必要はないです!
番外編 面接で不合格になったら
不合格になると落ち込みますよね。
自分を全否定された気分になります。 でも大丈夫です。
「自分のスキルが企業にマッチしなかっただけ」です!
詳細はこちらにありますので、よければご覧ください~!
8.企業比較表をもとに、意思決定をする(家族への相談含む)
いよいよ最終フェーズです!
まず、内定先の企業からは内定後の条件面談を必ずやってもらいましょう!
この面談の中で、自分が大切にしている軸が満たせるかどうかヒアリングし、比較表を完成させます。
比較表を完成させたら、メリットデメリット表を作成し、まずは自分で考えましょう。
ここで大切なのは、
・まずは自分で考えて結論を出す
・現職残留も比較対象にいれる
・転職肯定派と否定派それぞれの人に相談する
・最後は自分で決める
です。
転職することが絶対ではないですし、冷静に客観的に判断しましょう。
答えが出たら、家族に相談をしましょう。
いわゆる嫁ブロックや親ブロックがあるかもしれませんが、比較表を使ってプレゼンをしましょう。
比較表を使い、家族と一緒にキャリアや人生を考えるのきっかけにもなります。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
「実現したいことを決め、それができる企業を比較して決める」
これに尽きますので、しっかりと考え準備して臨んでいきましょう。
doda XのCMで田臥選手が「自分の選択を、成功にするのも自分」とおっしゃっていましたが、まさにそうですね。
方向を決めたら、後は成功するまでやるだけです!
僕も今、とにかくやってます!
あなたの成功をお祈りしています!
お互いがんばっていきましょう!!
さいごのさいごです!
このフレームワークを使ってキャリアのアドバイスを受けたい方は、國司のXかLinkedInアカウントにご連絡ください!
上に添付した比較表や僕の職務経歴書等を差し上げますし、まずはオンラインで会話しましょう~!
おしまい
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