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【coxco+1】好きなことに一直線 :Shun Koyama Vol.13

皆さま、こんにちは。


「服のかたちをしたメディア」として、様々な社会課題を発信し皆さまと共に課題解決を目指すファッションブランド"coxco(ココ)”です。

この「+1」の企画では、独自のスタイルをお持ちの方に「わたしをつくる+1」をテーマに取材させて頂いたことを発信しています。
これまでの「トレンド」を追いかけ大量消費する時代から、自身の「スタイル」を築く価値観にシフトすることが、サスティナビリティへの一歩であると私たちは考えています。様々な方の「+1」を発信して、トレンドでないタイムレスなスタイル・価値観を拡げていけたらと思います。

前回は、広告代理店勤務・モデルのクララ ブランさんでした。

Vol.12 “夢”のような出来事でひらけた夢への道
https://note.com/coxco_official/n/n42b1027527e4 

第13回目は、Shun Koyamaさんです。

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Shun Koyama/ 外資系企業勤務

平日は外資系企業で働く会社員インフルエンサー。ファッションやメンズグルーミング、ひとり暮らしのルーティンなど、ライフスタイルにまつわる情報を発信。趣味は、物件探し。
IG:@shawnkym
Youtube:https://www.youtube.com/c/ShunKoyama

好きなことに一直線。いつのまにか形になっていた自分らしさ

自分らしさを築き上げたきっかけ、というほど大きなものはないんだけど、振り返ってみると両親の教育方針の影響は大きかったように思う。僕がやりたいと思ったことを、ダメと言わずにやらせてくれた。あまりにも口出しされないから、思春期の頃は「無関心なのかな…」ってちょっと悲しく思うくらいだったけど(笑)、大人になってからそれは無関心ではなく、自分を信頼して任せてくれていたんだと気がついた。

大学時代の留学も決まってからの事後報告だったり、海外一人旅もパッキング中に「これから行ってくる」って言ったり、親からしたらとんでもない行動をしてたと思うけど、いつもサポートしてくれた。社会人になって自分でお金を稼ぐようになってから、そのありがたさを身にしみて感じてる。

もしかしたら父方のおばあちゃんもそんな感じで父を育てたんじゃないかな。いまSNSの写真とかは自分で撮っていて、撮影や編集が趣味の一つになってるんだけど、それも本格的にカメラをやっていたおばあちゃんの影響かもしれない。小さい時に僕にカメラを渡した時に最初に何を撮るのかを見ていたらしいんだけど、お花を撮ったらしい。自分が直感的に綺麗だと思ったものを撮らせてくれて、それが今の価値観や美意識の土台になっている気がする。

自分らしさを大切にする、SNSとの付き合い方

とはいっても、最初から自分の好きなことがわかっていたわけではなかった。今はありがたいことに「スタイルがある」と言ってもらえるけど、自分の軸になるようなことだったり、何が好きで何が苦手かというのは、28年間色々チャレンジしていく中で培ったものだと思う。

思い切ってチャレンジして苦手を克服できたこともある。そのきっかけが、今発信に力を入れているYouTube。SNSの発信はインスタグラムをつかって2012年ごろから始めたんだけど、最初は自分の顔や動画は載せてなかったんだ。自分が喋っている姿があまり好きではなくて、意図的に隠していた。でも昨年、ステイホームで時間ができたから思い切ってYouTubeを始めてみたら、喋ってる姿を好きといってくれるフォロワーさんがいて、「もっと前からさらけ出してもよかったのかも!」って思った。コンプレックスと思っていたことも、もしかしたら自分の思い込みだったのかもしれないって。コンプレックスが完全に消えるわけではないけど、「これでいいんだ」って思えたから大きなチャレンジだったなって思うよ。

SNSは息抜きで始めたから、これからもマイペースに続けていきたい。義務感で何かを作るのは苦手なので、あくまで自分がやりたいと思う、作りたいと思うかを大切にしている。YouTubeの編集作業はたいへんだけど、実際に見てくれる人から反応があると本当にやっていてよかったなあって思うから、今もこうして発信し続けていられる!

わたしを作る+1は、記憶に残る香り

人の記憶って最初は声から忘れて最後に残るのは嗅覚って言われているから、自分の中で香りと記憶の結びつきはとても大切にしてる。「この香りを感じるとあのこと思い出す」という体験ってあると思うんだけど、自分の香りが誰かの記憶と繋がった時に、良い記憶として思い出してもらえる人間であろうと思ってる。

香りで自分の印象を感じてほしいから、香水は季節によって変えるくらいで、基本は同じものを使ってる。夏は爽やかなBYREDOのSUNDAY COLOGNE、冬は少し甘くてスモーキーなLABORATORIO OLFATTIVOのVanheraを愛用中。いつかTOMFORDのTUSCAN LEATHERが似合う渋い大人になりたいかな。歳を重ねると似合う香りも変わってくるので、そういった変化を楽しむのも香りの醍醐味だと思う。

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中学校のころ、友人から誕生日プレゼントでポールスミスの香水をもらってから、何かしら香りは身につけてきた。香りは自分にとってファッションのひとつで、つけ忘れてしまった日はアクセサリーを忘れた感覚と同じかも。良い香りに包まれているのが好きだから、家にいる時でも香水をつけるくらい(笑)自分らしい香りは、生活のルーティンの中に組み込まれた、自分を構成する大切な+1の要素。

coxcoを着てみて

サステイナブル素材って聞くと、なんとなくラフでざらっとしたイメージだったけど、coxcoのTシャツはつやつやで着心地が良く、高級感がある。今まで持っていたサステイナブルファッションへのイメージとは全然違っていて、普段自分はミニマルで綺麗めな服を好むんだけど、自分のスタイルにもはまるのが嬉しい。

“自分だから意味を持つこと”を発信していきたい

見てくださる方がいる限り、今ある発信力を良い方向に活かしていきたいと思ってる。大きな言い方になっちゃうけど、この世にあるあらゆる差別に反対している。僕は男性として生まれているけどフェミニストだとも思うんだ。俳優のエマ・ワトソンが言っていたけれど、「男女間の差別はあるべきでない」と思っている人はみんなフェミニストだから、僕みたいな人がこう思っているということを知ってもらうことで、「こんな例もあるんだ」って思ってもらいたい。

僕の立場から言うことで意味を持ったり、コンテンツを通じてしか発信できないこともあると信じてる。だから発信する内容もファッションやおしゃれというところでは留まりたくなくて、社会問題のことなどもバランスをとりながら発信していきたい。もちろん入口はファッションでもいいと思ってて、自分が発信するコンテンツにいかに混ぜていくかを挑戦していくつもり。社会問題を考えるきっかけになれたらいいな。

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Shun Koyamaさん着用のTシャツはこちら
(Unisex Lサイズご着用)

coxco Standard "とっておきの、スタンダード。
”Standard”のアイテムは、今までのシリーズ企画とは異なり、
年中販売予定の定番型アイテム。定番型も、コンセプトである #服のかたちをしたメディア として社会課題をテーマにモノづくりを行い、また非営利団体への寄付につながる仕組みにしました。
今回のテーマは「綿農家の貧困・人権問題」。農家で大量の農薬や化学肥料の使用により、大地汚染や農家の健康被害問題が起きており、特にインドの綿農家では農薬や化学肥料の購入の借金苦により、毎年約3万人以上の人々が自ら命を絶っているという現状があります。
この事実をより多くの方に伝え、また共に解決につながる取り組みを目指し、今回はTシャツの素材の綿部分にインドの綿農家がつくったPBPオーガニックコットンを使用しました。このオーガニックコットンを使用することで、一般財団法人PBP COTTONを通じインドの綿農家の有機農法への転換支援や、農家の子どもたちの就学・奨学支援にもつながります。
また、売上の10%は連携NPOが来年フィリピンに開校予定のファッションスクール「coxco Lab」設立・運営費に充てさせていただきます。ファッションを楽しみながら少しでも社会が良くなるアクションを、一緒にしていきませんか?
▼Standardシリーズを全てみる
https://coxco-official.com/collections/standard

きっと、皆さまをつくる「+1」はさまざまですが、coxcoを纏うことで「地球環境や人を想った服を着る」という意思の表現に繋がると嬉しいです。

#coxcoplus1 #サスティナブル #サスティナブルファッション #エシカル #shunkoyama
Official Instagram

・Official Online shop

Credit
Guest:Shun Koyama
Photographer:Yu Nagai
Interviewer & Text:Azu Satoh

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