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山口ゼミ講座レポート:丸山真由子さん「ヒットプロデューサー列伝」

山口ゼミでは7月期募集中です!!(23年6月現在)
ご興味のある方は是非下記リンクからご覧ください♪

2011年NMB48白組「結晶」で作曲家デビューされてから、2014年には作曲をご担当されたAAA「さよならの前に」が第56回レコード大賞、最優秀作品賞を受賞。J -POPでの制作を主に、アニメのOPテーマやEDテーマ、ゲーム音楽、ドラマ主題歌、CMソング、ミュージカル作成など様々なフィールドで楽曲提供をされている丸山真由子さんにお越しいただきお話を伺いました。

丸山さんに代表曲として選曲いただいたリスト

代表曲やその曲を通して経験されたこと等沢山お話いただきましたが、
特に当時制作されていたデモを特別に聞かせていただけるなどまさに「これが採用されるデモクオリティ」といったものを実際に聞かせていただきこれからプロを目指すゼミ受講生にとってとても参考になリました。

講義内容
・幼少期の音楽体験から専門学校での経験、プロになった経緯など
・代表作を順に聞かせていただき、それぞれのエピソードなど
・初期のものなどデモテープを特別試聴
・コンペで採用されるために意識していること、
 プロとして長く続けるために必要なこと
・女性のソングライター、特にトラックメイカーは少ない印象があるが
 女性であることを意識することは?得した損したなどetc…
・最近気になったアーティストや楽曲について
・日本の音楽業界のいいところ、また課題と感じること
・受講生からの質問
・プロ作曲家を目指す人にメッセージ

当日は山口ゼミ受講生に加えて、プロの作曲家として活動しているCo-Writing Farmメンバーも聴講していて、その場でいろんな質問もさせていただき講義が大いに盛り上がりました。

その中で作曲、編曲、作詞等全てご自身で手がける丸山さんに「採用に至った曲は制作段階で”この曲採用される”と思うか?」との質問がありましたが「作曲を終えて、編曲に取り掛かるときに”いけるんじゃないか”と感じることが多い」「メロに対して自然に良いアレンジが出てくる時があってそういうタイミングで感じる」と回答いただき、現役の作家自身もそのお話に共感したり勉強になったりと大変得難い時間を頂戴できました。

なんとその日はその後丸山さんを囲んで懇親会を開催させていただき、講義では聞けなかったことなどをさらにお伺いできました。個人的にはミックスについてのお話で「編曲の時点でどのような完成品になるか想像しているので特段ミックスの時点で無茶苦茶プラグインをいじるとかはしない」と伺い、やはりアレンジ段階で音の積み方まで詳細にイメージをしてから作ることがとても大事なのだなと気付かされました。

他受講生からもこれを機会にと丸山さんにたくさん質問をさせていただきましたが、どれも快く丁寧にお応えいただき本当に有難うございました。

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6月24日に山口ゼミ説明会予定しています♪
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