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「コワーキングスペースに関わる人が物心両面で豊かになるよう支援する」

コワーキングスペース茅場町 Co-Edoを運営しています田中弘治です。2013年1月7日にグランドオープンし、もうすぐ7年目となります。(2019年1月7日 Mon. にCo-Edo⑥周年交流会を開催します。各国で食巡りして色んな料理を各地で再現しているフリーランス料理人の林直子さんの料理が楽しめます)

Co-Edoを始めるときにつくった理念が
「コワーキングスペースに関わる人が物心両面で豊かになるよう支援する」
というもの。

物心両面で豊かになる

「物心両面で豊かになる」というのは、京セラの創業者稲盛和夫さんの言葉(経営理念)なのでご存知のかたも多いと思います。わたしが新卒で入社した会社の経営理念としても使われていて、個人的にもとても馴染みの深い言葉。

この短いワードのなかに込められた「あるべき姿」は、多くの人の指針となるものです。物やお金にとどまらない物心両面という表現が、「豊かになる」というフレーズと合わさり、いつの時代にも大切な価値観を示してくれている気がします。

コワーキングスペースに関わる人を支援する

はじめは「Co-Edoに関わる人」(が物心両面で豊かになる)にしようと思いました。利用者およびスタッフがどちらも物心両面で豊かになり、永続的にCo-Edoが利用者のために運営できることこそ、Co-Edoが社会に貢献できることでしょう。

しかし一方で、Co-Edoのように早い時期からコワーキングスペースをはじめたスペースが他のコワーキングスペースに対しても有形無形の良い影響を与えていくことで、Co-Edoの周辺にとどまらず、日本全体のコワーキングスペースを活用してスキルを発揮していく方々の一助となるのは、より大きな意味のあることだろうと考えました。

コワーキングスペースからコワーキングスペースへ
スタッフから利用者へ
ひとからひとへ

コワーキングスペースは利用者に支えられて発展していく

利用者が、Co-Edoに対し、すすんで寄付してくれているものがたくさんあります。

• モニター
• 書籍
• 3Dプリンター
• ホワイトボード
• その他諸々

コワーキングスペースが利用者を支援すると同時に、利用者がコワーキングスペースを支援してくれるからこそ、コワーキングスペース(という収益性の悪いビジネス)が成り立ち、また、それによりスペースの価値が向上し、コワーキングスペースの魅力も増大するというサイクルがあります。
飲食店等の経営との大きな違いのひとつですね。

これは第1世代型・第2世代型のコワーキングスペースのひとつの特徴と言えるかもしれません。(コワーキングスペースの世代論については 👉「コワーキングスペースを世代別に考えてみて想うこと」をご参照ください)

この「相互に影響しあって、お互いが価値を高めていくこと」こそ、コワーキングスペースの魅力であり、単なる作業スペースと一線を画す点でしょう。

Co-Edoに限らず、どのスペースであっても、「関わる人が物心両面で豊かになる」ことを願ってやみません。

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