5月の学習録

今月は時間があったので、いろんな本に手を出してみました。今回の記事では、翻訳の勉強のために入手した本と、現時点での活用方法を簡単にまとめておこうと思います。

『擬音語・擬態語辞典』

shiro先生がブログで紹介されていて、秒速でポチったオノマトペ辞典です。今のところ、翻訳をしていてパッと浮かんだオノマトペが用法的に合っているかどうかを確認するために使っています。候補が2つあってどちらを採用するか迷った時なんかも参考にしています。少しずつ読み進めていますが、聞いたことのないオノマトペもたくさんあってとても面白いです。同時に#読み比べしたオノマトペツイートも細々と続けているので、オノマトペオタクになりそうな勢いですが、実際の翻訳でぴったりのオノマトペを当てれたぜー!って思えた瞬間はまだありません(え)。コツコツ続けるのみです。

『韓国語のスラング表現』

これは買ったというか実家で発掘した本です。10年以上も前の本ですが、現時点で死語になっている言葉はあまりない気がします(多分)。友達同士などの会話に日常的に使われるスラングが分かりやすくまとめられています。下ネタや욕も載ってるので(ありがたや)、ウェブトゥーン翻訳には重宝しそうな一冊です。文字数も多くなく、1ページに1つずつスラングが紹介されていて読みやすいので、気に入ってます。

追記:取り上げられている韓国語よりも、それを説明する日本語の方が古い説浮上。「댓쉬하다」が「モーションをかける」の意味でも使われる、と出ているのですが、モーションをかけるって今言います…?ここに載ってるスラングが今も実際に使われているかどうかツイッターで調べてるんですが、頻度に差はあれどほとんど使われているようです。ページの下に載ってる豆知識も面白いし、この本割とお勧めですね。(5/31)

『일본어 통번역 사전』

韓日翻訳に携わる多くの方が紹介していたので密輸しました(嘘)。私は、初めてのウェブトゥーン作品が刑事物だったので、「사건・사고」の見出しから読み始めました。あくまで翻訳辞典で、ある分野の用語が網羅的に収録されている本ではなさそうです。ウェブトゥーンや小説の翻訳に役立つかは置いといて、とても勉強になりそうな一冊です。

『暮らしの韓国語単語8800』

この本も実家で発掘しました。例によってこの辞書も最初に「事件・事故・災害」の見出しから読み始めたのですが、こちらの方が『일본어 통번역 사전』よりも広い範囲の単語をカバーしている印象です。辞書に載っていない用語も収録されているため、一番重宝しそうです。

追記:日本語の索引しかなく、韓国語で分からない単語に出会ったときに、韓国語で探せないので不便さを感じています。韓日翻訳の相棒として活躍してくれることを期待しましたが、もっぱら勉強用になってますね。日韓翻訳をしてる方にはとてもいいかも。(5/31)

追記:今日本屋さんで改訂版を見つけました。収録単語を6000語まで減らし、後ろの索引もなくしたようです。索引がないと辞書として使うのは難しいので、単語帳としての役割がメインになりそうです。(6/7)

『英文翻訳術』

Twitterでも一度紹介した本。英日翻訳者を志す人の教科書であり、英日翻訳者なら知らない人はいないほど有名な本です。“英文”翻訳術とはいうものの、韓日翻訳にも参考になるな〜!と思いながら読み進めていたら、いつしか韓国語と英語が私の頭の中でごちゃごちゃになっていて、フンフン、これは韓国語でも同じことが言えるな!と思っていた内容が実は全然そんなことなかった(アイゴ)みたいなことが多発し、一旦距離を置くことにしました。韓国語と英語は別物なので、鵜呑みにするのは危険です(当たり前)。とはいえ、この本には文章の垢抜けのコツがたくさん詰まっているし、著者が直訳調の文章を自然な文章に書き直した例がたくさんあり、それを読むだけでもかなり勉強になります。一定の距離を保ちつつ参考程度に読むと、新しい気付きがたくさんあるのではないでしょうか。

『通訳翻訳ジャーナル』

ふじこ先生が寄稿されたとの情報を聞きつけ、初めて購入した『通訳翻訳ジャーナル』。テーマがフリーランスの営業活動ということで、フリーランサー必見の内容てんこ盛りでした。通翻訳業界の先輩方の様々なノウハウが惜しみなく公開されており、読んでいるだけでとても勉強になります。最近SNSでの発信活動を始めた私個人としては、「何も有益な情報だけを発信しなければいけないということはない」というふじこさんの温かいコメントにととても救われました。

以上が今月入手した本たちの紹介です。次に、本の活用ルールをざっと紹介します。

①全部は読まなくていいヨ!

最初から最後まで読もうとすると大変なので、辞書のように分からない言葉に出会った時に索引から引いたり、関連分野の内容を優先して読んだりするだけで十分だよ!ってことにしてます。本を買うハードルはどんどん下げていきたい。初心者は質より量です。

②本ごとに用途を決めるヨ!

オノマトペ辞典のような、ある分野に特化した辞典だと使い方も分かりやすいのですが、『일본어 통번역 사전』や『暮らしの韓国語単語8800』のような広範囲の内容を扱う書籍は、私個人の独断と偏見で最初に用途を決めてしまいます。ぞれぞれに強みがあるので、強みを活かした使い方ができると効率的なのかなと思ってます。

とまあこんな感じでざっとまとめてみましたが、私の今の正直な感想は、辞書とかいいから、とにかく漫画を読んだ方がいい気がするです(おい)。今月からウェブトゥーン翻訳を始めたんですが、思った以上に難しく、日本語力不足を痛感しています。セリフのセンスを磨くためには、とにかく漫画を読むのが一番な気がします。とりあえず、近々漫画喫茶デビュー予定です。

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