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好きについて

春はあけぼの。
やうやう白くなりゆく山ぎは、少し明かりて、
紫だちたる雲の細くたなびきたる。
枕草子

挨拶

こんばんは。
吐く息が白い寒さの中、甘い香りも落ち着いて来た今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。バレンタインというイベントに背中を押してもらい、想いを伝える出来事をしてきた方もいるのでしょうか。私は休みのうちにこさえたブラウニーを紅茶と一緒に味わってます。

「冬はチョコレート。温き茶湯とともに身に沁むもをかし」と言いたいくらい冬のチョコ菓子が大好きな牛でございます。

さて冒頭で引用しました枕草子。清少納言の「良いと思うもの」の繊細な表現がとても好きで、私のTwitterやnote投稿での指針になっていたりしています。

ということで、今回は私の好きなものについて少しだけ書いていこうと思います。

好きなもの①「鋼の錬金術師」

禁忌とされる人体錬成を行った二人の兄弟、
エドワードとアルフォンス。 
絶望の淵に立たされながらも、全てを取り戻そうと決意した兄弟の旅が今、始まる──。
ガンガンONLINE 鋼の錬金術師 作品紹介より

言わずと知れた不朽の名作。この作品がなければ今の私はいませんでした。

この作品の良さについて話そうとすると「全部!!」だったり「もはやバイブル」といった大味な言葉しか出なくなってしまったりします。

先程の枕草子のくだりはなんだったのやら。

さて、真面目に作品について説明します。

禁忌をおかした代償に自身の身体を持っていかれた兄弟が、身体を取り戻すために旅をしていくこの物語。
旅の中で多くの人と出会い、様々な気づきを経て兄弟が成長していく様子が、時にコミカルに、時に残酷に荒川先生によって描かれていきます。

印象強いキャラクターが多いのもこの作品の特徴の一つで、個人的にはこの作品の中でいわゆるモブキャラは存在せず、全てのキャラが生き生きとしていて、皆素敵だなあと感じております。

また、世界観として、もしも世界に錬金術という魔法に近い知識・技術が存在したら人の暮らし・文化・組織はどうなったのか、というのも詳細に描かれており、世界の背景にも意識が向きやすいというのが、この作品を好きな点の一つです。
個人的にはこの練られた世界観の部分が評価されたからこそ、2011年に星雲賞を受賞したと考えております。

そしてストーリーのテーマとして、この作品の中で貫かれている「等価交換」と「命」についての荒川先生の考えが本当に好きで、いつまでも私の深いところに根付いています。
この点に関しては、荒川先生自身の農家としての経験が詰め込まれた「銀の匙 Silver Spoon」や「百姓貴族」もおすすめです。是非。

2021年7月に20周年を迎え、20周年記念プロジェクトが現在進行しています。
新たなモバイルゲームや展示などが企画されているため、聞いたことはあったけどあまり知らなかった方や、懐かしいと思った方は是非、この機にもしくは再び、鋼の錬金術師の世界を覗きに行ってみてください。

また、現在荒川先生がマガポケで作画を担当している「アルスラーン戦記」や、12月よりガンガンで新たに連載が始まりました「黄泉のツガイ」もおすすめです!こちらも是非!

好きなもの②「ナギナミちゃんねる」

電子の海からやってきた、VTuberユニット
「ナギナミ」
ゲーム実況やトーク以外にもリアルの企画に挑戦していくはんなま系VTuberとして動画配信中!
ナギナミちゃんねる YouTube概要欄より
https://m.youtube.com/channel/UCvnO_CTJr80qayp5JFEf3Fw/about

ナギナミちゃんねるは私がVtuberにハマるきっかけになったVtuberです。推しです。ナギナミはいいぞ!

私は元々Vtuberのことは初期の頃から認識していたのですが、楽しみ方がうまく掴めずハマることができていませんでした。

そんな中偶然Twitterで流れて来たのがこのティザーMOVIEでした。

Vtuberについてもいまいち掴めていない中「はんなまVtuberってなんだろう」「海っぽいデザインと電子感可愛いな」と気になり、動画を見ていった末、見事に電子の海に溺れることになりました。

二人のテンポの良い掛け合いがとても楽しかったことや、私がデジモンやロックマンを好きだったこともあり電子海洋生命体という設定が好みど真ん中であったこと、いわゆる動画勢と呼ばれる動画主体の活動が掴みやすかったことなど、ハマることになった要因は多々あったのですが、ナギナミちゃんねるにハマった大きな要因はやはり「はんなま」にあったと感じています。

今ではVtuberが動画内に手等を登場させることはままありますが、当初は珍しく新鮮さを放ってました。

はんなま系Vtuberとして、時には手を出し、リアルを行き来しながら様々な企画に挑戦していったナギナミちゃんねる。
ナギちゃんの持ち前の画力を生かしたイラストの仕事での活躍や、ナミちゃんの料理動画を始めとした動画編集等の挑戦。音楽活動も積極的に行っており、歌ってみたやオリジナルソングも多数出しております。

どんなことにも精一杯楽しみながら全力で活動をしていくからこそ、自然と応援したくなる。二人が頑張るその姿に感化され、自分も頑張ってみようと思える。見ていると楽しく、知らない世界を広げてくれる、とても力をもらえるVtuberです。

2021年末にはおそらくVtuberで初めてのスカイダイビングを投稿しています。ダイブ中の二人のリアクションの違いに性格を感じますね。ちなみにこちらの編集もナミちゃんが担当しております。

このような魅力たっぷりなナギナミちゃんねる。

1月21日の大切なお知らせ配信にて、2022年3月いっぱいで活動休止し、電子の海(S.E.A)に戻ることを発表しました。

4月以降はナギナミの運営主体となっているSANYOの企業キャラクターの一員として生き続けること、YouTube・Twitterは残っていくこと、休止までは動画投稿や生配信を行なっていくこと、3月にYouTubeでの無料配信ライブ「凪波 DIVE A LIVE Vol.3」を行うこと、等を配信内で報告しています。

お休みになるのは物寂しさが募りますが、ナギナミ、運営のとりとんが生み出してくれるナギナミちゃんねるの作品に対して、今までと同様に感謝を込めた応援を続けていきたいと思います。

先述しましたがYouTubeとTwitterは残り続けるとのことなので、気になったら是非覗きに行って見てください。多種多様な動画・作品がありますので気にいるものがあると思います。

Twitter

YouTube

終わりに

ここまで読んでくださりありがとうございました。
今回はプロフィールにも載っている好きなもの「漫画」「Vtuber」の中から、これらがなければ今の私は存在しなかったと言える程、大好きなものについて書いていきました。いずれ「ゲーム」「音楽」についても書きたいと思います。

次回はおそらく2月末に2月の振り返りを書くと思います。年度末で忙しくなってくる時期ですが、生き延びていきましょう。

また気が向いた時にちらっと覗いていっていただけると幸いです。

甘い香りのしそうなイラストを添えて

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