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Kindle写真集:アレグリア(alegria) メキシコの独特なお祭り 第1弾 


「Engrillado」(エングリジャード)エルサレムにて十字架に架けられて
死んだイエス・キリストが、三日月に復活したことを記念・記録する
キリスト教(カトリック)の祭りをイースター(復活祭)と呼び、
スペイン語圏ではセマナ・サンタ(聖週間)と呼ばれ、キリスト教
(カトリック)における最も重要な祭典のひとつである。

この祭典では、キリストが処刑されるまでの12時間を描いたメル・ギブソン監督映画作品「パッション」のように「受難」、「死」そして「復活」の
再現が行われるのが通例である。
しかし、メキシコ南部に位置するプエブラ州にあるアトリスコ市では
通例とは異なり、巡礼者らが犯した過ちに対し神に許しを請う「Engrillado」と呼ばれる苦行が行われる。
「Engrillado(エングリジャード)」とは、視界を遮るため黒い布で顔を覆われ、重さ80キロ又はそれ以上にもおよぶ大きな鎖を身体や足に纏い、
鋭く尖った棘を幾つも腕や脚につけられた状態で街の中心地から教会へと
向かって(約3-4キロの距離)2列縦隊で約40名ほどの巡礼者らが練り歩く
行事である。
まとわりついた鋭く尖った棘が筋肉を動かす度に皮膚を刺激し、地面と鎖の摩擦音が響く。日差しの強さが身体だけでなく鎖をも熱くさせ「重み」、「暑さ/熱さ」、「痛み」により体力を消耗させていく。

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写真家 小林誠一(Seiichi Kobayashi):
各国の宗教文化、風習や習慣にフォーカスをし、撮影し続ける写真家(ドキュメンタリーフォトグラファー)。
殺人や麻薬組織同士の抗争などネガティブなイメージを持つメキシコ社会にあって信仰色の強い
独特なお祭りやマヤ文明から引き継がれるお祭りなど参加する人々の歓喜に酔い、舞う姿を映し出す。
Website: seiichikobayashils58.com


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