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添削杯Vol.7会場リポート

text by ふみ

ふが6氏揮毫 「これまでの目標」

2023年9月17日、かねてより主催が、そしてプレイヤーの皆が待ち望んだ「リアル」(※)添削杯が開催されました。このページでは、当日の風景などをリポートという形で報告させていただきます。会場の雰囲気や熱気が少しでも伝われば幸いです。

ここで言う「リアル」ですが、「オンラインではない直接顔を合わせての大会」を指している、という意味で考えていただければ幸いです。

6月12日にリアル添削杯の開催が決定したことを発表し、7月23日19時に参加エントリーの受付を開始したところ、その日のうちに定員を締めきってしまうという状況に、参加者の熱意と想像以上の反響に戦々恐々するスタッフ一同。


集結の地は愛知県名古屋市は東別院会館となりました。
かつて、PTQがGPTなどが開催された同会場。数年ぶりに足を踏み入れ、当時のことを思い出して懐かしがる方が大勢発生していたのはまた別の話。

約束の地、東別院会館

全国各地から続々と集まる参加者たち。なんとエントリーされた全プレイヤー64名が一人も欠けることなく参加、最後の受付も締め切り5分前と、これ以上ない「理想的な形」(ヘッドジャッジ談)で大会がスタートします。

参加プレイヤーと主催。大成功間違いなしの確定演出
こちらは参加賞と合わせて入場時に配られたリストバンド


10時5分、第一ラウンドのペアリング発表のアナウンスが行われました。なお今回のペアリング発表は従来の添削杯同様、discordの添削杯チャンネルに掲示という形で運用しています。参加者も慣れたもので混乱などは全くありませんでした。

64個の椅子がすべて埋まります


開始に先立ちまずは主催の添削から開会宣言。

お集まりいただいた皆様に感謝を

続いてヘッドジャッジより大会進行の諸注意が伝えられます。

時にユーモアも交えつつ、締めるところは締める

そして……「第一回戦、開始してください!」のアナウンス。一瞬で会場の雰囲気が引き締まります。この流れは最早様式美とも言ってよいぐらい、どこでも変わりません。



それでは早速会場を見て回りましょう。

《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》の指定が《Mox Jet》でないことを祈ります
一触即発。先に決めるのはどっち
真剣そのもの
目線いただきました
わからないことがあったら、即ジャッジを呼びましょう
マスク越しでも伝わるとてもいい笑顔です
とあるプレイヤーの自慢のコレクション
ピスピース
スタッフ全員の総意。ヘッドジャッジの視線の先は熱戦中のプレイヤー達
これを指さしてたわけじゃないよ、というか……えっと……なに


さて、フォーマットがヴィンテージということもあり添削杯ではプロキシの使用を許可しています。その条件は

差し替えカードを使用する場合は、必ず代用するカード名を明記し、一目でどのカードの代用であるかを認識できるようにしてください。
(テキスト欄やイラストなどは、カードの内容が判別できれば自由に使用いただけます。)

というもの。注釈に敢えて記された「自由に使用いただけます」の文字。目聡い参加者の目が光ります。

会場の一角で突如開かれるプロキシカード品評会のコーナー



会場入り口のスタッフスペースが賑やかになり始めましたので行ってみましょう。どうやらお楽しみくじ抽選会が行われているようです。

抽選会の列

お楽しみ抽選会は以下の形で行われました。

  • 入場受付時にくじ引換券を1枚配布

  • トップ8に残られたプレイヤーには追加でくじ引換券1枚を配布

  • お配りした引換券と交換でくじを引き、そこから出た番号の賞品をお渡し

参加・不参加問わず、多くの方から賞品をご提供いただいた結果、72種類もの賞品が集まり、最終的に参加者全員に何かしらのお土産をお持ち帰りいただけることになりました。本当にありがとうございます。

当日賞品をお預かりします。欲しい人に届きますように
ご提供いただいた賞品の"一部"
添削杯オリジナルキャップとデッキケースは優勝者の方に贈られます
何が出るか、緊張の瞬間です
こちらの方が当てたのは、エターナルマスターズ1BOX!
Kaja Foglio氏 《Mishra's Workshop》 プレイマット(シリアルカード付き)が贈られました


以下の記事では提供いただいた方や賞品などを紹介しております。こちらも是非ご覧ください。
(当日に追加されるなど、ここに掲載されていない賞品もあります)



そろそろ添削杯も予選ラウンドが終了し、決勝トーナメントの座を射止めた8人が決定した模様です。

月見 / revenantkioku / 戦闘民族 / にょっき / Kokoa / kyuubii / nicofromtokyo / Mao

押しも押される実力者ばかり。大熱闘を期待しましょう。



今回添削杯のサイドイベントとして、Osft in Nagoyaも開催いたしました。こちらの主催となるOld School from Tokyos様代表ニコラ氏が、本戦でトップ4に残り、自身が参加できないという「強すぎるが故の」ハプニングもありましたが、大会そのものは順調に進んでいきます。

集まったのは予想を大きく上回る21名。実際の雰囲気などは別に記事を作成してご案内する予定ですので、こちらでは進行中の写真を何枚かご紹介しましょう。

オールドスクールを愛する有志達
This is OLD SCHOOL 《Chaos Orb》
《大気の精霊/Air Elemental》に農耕ができるのでしょうか



さぁいよいよ添削杯Vol.7も決勝戦。その内容の詳細に関しては別動画、記事にお任せするして、見事優勝を勝ち取ったのは戦闘民族さん!本当におめでとうございます。

主催より、添削王キャップとデッキケースの贈呈です。

俺が添削王だ!
勝利の舞



楽しかった時間はあっという間。とはいえ、参加者の皆様の協力もあり、大会はつつがなく進行されたため、閉場までは今少し余裕がありそうです。

ヘッドジャッジによれば、決勝戦までで延長時間が出たのは僅か4テーブルだったとのこと。

ならば始まるのは主催添削のガンスリンガー。添削と戦いたいプレイヤーと、誰よりも遊ぶ場を欲しゲームをしたい添削の思いが重なったWin-Winのイベントが開催されます。

「めちゃくちゃな引き」(本人談)で挑戦者Arvelさんを「ボコボコにした」(本人談)

いくつものマッチを繰り広げる間に、一人また一人と参加者が会場を後にしていきます。仲間が待つ地元へ帰宅するもの、友と旧交を温めに夜の街に消えるもの、これもまたリアルな大会のいつもの風景。

多くの方が「ありがとうございました。」と言って会場を後にするのがとても印象的でした。

ガンスリンガーも終わったようです。自然と人が捌け、そして部材が元に戻り部屋が掃除される。賑やかだった部屋が嘘のように静まり返ります。祭りの後とはまさにこのことでしょうか。

添削杯Vol.7の終了の時間がやってきました。



最後に主催からの言葉でこのリポートを締めさせていただきたいと思います。

この度は初のテーブルトップでのイベント開催となりました第7回添削杯へのご参加、ご協力ありがとうございました。

イベントを告知した瞬間の反応、そして開催日が近づくにつれての皆さんの楽しみにしてくれているお声や提供頂いたたくさんの賞品の数々を見て、このイベントは本当にたくさんの方々に応援頂き、楽しみにしてもらえているんだと感じました。

その皆様の支えもあり今回の第7回添削杯も大成功という形で終えることが出来ました。ありがとうございます。

今回、テーブルトップでの開催という大きな目標をひとつ達成することが出来ましたがまだまだやってみたいことがたくさんあります。

次なる目標は添削杯100人超え!その目標を達成するためにも今後も色んな人に参加したい、応援したいと思えるイベントにできるよう頑張りますので今後もよろしくお願いします!! ではまた次のイベントで!!

添削
ふが6氏揮毫 「これからの目標」



ご参加ありがとうございました。

添削杯Vol.7
主催 添削
ヘッドジャッジ てすてぃんぐ
ジャッジ waterforest
ジャッジ Taiga
ビデオ兼ジャッジ でんちゅう
カメラ 曳山まつり
テキスト ティル
テキスト ふみ