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音楽制作note Logic Pro Xで曲を作ろう!⑤

2/21
note連載Day:43です。
睡眠時間 22:13〜5:15 実質睡眠 6h11min. 睡眠スコア80
この冬を乗りきればより良い睡眠ができることを信じて、
22時〜5時睡眠を貫徹したい。そして習慣化!

今日は長野駅周辺で見聞を深めてきました。
いきなり音楽制作と関係なさげですが、
いつかは旅先で音楽制作をしていきたいと思うのです。
まずは近いところから、日帰りでノマド的制作ができないか検討しています。

現状は厳しいですね。
旅先のカフェでPCを開いて、家でもできてしまうことをやってしまう。
音楽をすぐにかたちにできる感覚はまだもてない。

でも、旅をすることでアイデアが創発される感じはあります。
今日はCoffee & Musicという、"Widow's Record"さん、
自分と最高に親和性の高いカフェに伺うことができました。

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ブルース系のレコードが多い印象でしたが、
今日伺ったときは、シャンソンが流れていました。
レコード屋さんも兼ねているようなので、
気になる音源やお気に入りがあればかけてもらえるかと思います。

コーヒーも中深煎りの甘味を感じるもので、浸れる仕上がり。
JBLのスピーカーの音に耳を傾けつつ、音楽のことを考えながら、
今回は読書に耽りました。

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この本を読んでいると、環世界に在る自分の世界はまだまだ小さいと感じ入る。
人生をかけて、もっと広く、もっと深く"コモンズ(共有地)"を模索したい。
クリエィティブ・コモンズこそが音楽を作る意味なんじゃないか。
そんな自らの音楽観の解像度が少しだけ鮮明になるような言葉がありました。

”クリエイティブ・コモンズ(創造の共有地)・ライセンス”の仕組みとは、ネット上で作品を公開する人が、自分自身の作品に付与することで、誰でもその作品を自由にコピーしたり、違う作品の一部として使えるようにするものだ。
この考え方は自然と腑に落ちた。作者としては当然、自分の制作した作品に対する正当な対価は得たい。ただ、自分の成すこと全てが、それ自体で対価の発生する「作品」だというのにも違和感がある。

(ドミニク・チェン 著 / 未来をつくる言葉 わかりあえなさをつなぐために p.72
新潮社 2020)

少なくとも、現在の自分が制作しているものは、かなり既存の音楽によっていて、
オリジナルとは言い難いところでまごまごしている。
それでも、あらゆる意味で旅を経て作られるモノは全て自分だけのものだ。
マクロでみれば、全てみんなのものでもある。
この環世界で共有しているんだ、という感覚(クオリア)の発露を音楽に載せたい。
そこではフォーマットは自由で、アイデアは陳腐化するかもしれない。
けれど、良いアイデアの価値が高いわけではなくて、
共有される環世界の価値が底上げされることが尊いと思う。

音楽制作にあまりハンズオンできませんでしたが、
制作に対峙するための哲学をより深められた気がする一日でした。

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