【音楽×珈琲 鑑賞録】11月27日~フレデリック・ショパン 『練習曲集』作品10
音楽観を鍛える鑑賞録。
エンディングまであと【35日】
11月27日のテーマは、【ジャンル】
とりあげる作品は、
フレデリック・ショパン /
『練習曲集』作品10
です。
フレデリック・フランソワ・ショパン
フランス語: Frédéric François Chopin
ポーランド語:Fryderyk Franciszek Chopin
1810年3月1日(2月22日、1809年3月1日などの説あり) - 1849年10月17日
ポーランドの前期ロマン派音楽を代表する作曲家
Etudes Op.10、初版は1833年に発表。
12の練習曲、というには難易度の高いものばかり。
第1番 ハ長調
海外では『滝(Waterfall)』や『階段』の愛称がある。
ほとんどが全音符オクターブ演奏である左手の上に右手のアルペッジョ、広い分散和音。
第2番 イ短調
右手の、弱い指を鍛える練習。親指と人差し指は内声を、中指、薬指、小指で旋律を奏でる。
練習の際は隣に医者を用意するべしと揶揄される。
半音階を3本の指でほぼすべてを奏で上げるという異色の構成。
海外では『半音階(Chromatic)』の愛称で呼ばれこともある。
第3番 ホ長調『別れの曲』
海外では『悲しみ(哀しみ)』や『憂鬱』を意味する "Tristesse" の愛称で呼ばれることもある。
第4番 嬰ハ短調
海外では『激発』や『迸り』を意味する "Torrent" の愛称で呼ばれることもある。
第5番 変ト長調『黒鍵』
右手による主旋律の全てが黒鍵によって演奏されることからこの通称がつけられている。後年になって付けられた通称。
第6番 変ホ短調
海外では『悲歌(Lament)』の愛称で呼ばれることもある。
第7番 ハ長調
右手重音の練習。
海外では『トッカータ(Toccata)』や『雪上の狩り』の愛称で呼ばれることもある。
第8番 ヘ長調
軽快な曲。
英語圏では『陽光(Sunshine)』の愛称で呼ばれることがある。
第9番 ヘ短調
海外では『嵐(La tempête)』の愛称で呼ばれることもある。
第10番 変イ長調
2連音符と3連音符が組み合わさって作られている。
海外では『ハープ(La harpe)』の愛称で呼ばれることもある。
第11番 変ホ長調
海外では『アルペッジョ(Arpeggio)』の愛称で呼ばれることもある。
第12番 ハ短調『革命』
一般に『革命のエチュード』として知られている作品。
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