見出し画像

MasterClass Lesson: Day 13 "Carlos Santana's Conclusion"

MasterClass "Carlos Santana"編の講義を一通り終えました。
ドキュメンタリータッチでレジェンド、カルロス・サンタナという稀代のギタリストのエッセンスを窺い知れる時間となりました。

カルロス・サンタナは、19歳でサンフランシスコに渡米し、BB Kingにインスパイアされ、そこからミュージシャンとして大成していきます。音楽が豊穣だった時代、いわゆる"ギターヒーロー"として、時代のど真ん中にいた人の言葉はとても貴重なものです。

多くのミュージックやミュージシャンが色褪せ忘れ去られていくなかで、彼が手がけた名曲の数々がいまでも輝いている所以は、インスパイアされた音楽、人、そしてアティチュードが綿々と生き継いでいるからだと受け取ることができます。
サンタナは数え切れないほどメンバーチェンジを繰り返し、様々なアーティストと共演を重ねてきたなかでも、奏でるギタートーンは不変的。いつの時代の音を聴いても、SGでもレスポールでもヤマハでもPRSでも、特に中音域の音色が素晴らしく美しい。永遠性さえ感じてしまうほどなのは、歴史に刻み込まれた人々の想いがメロディに載って届くからなのでしょう。

いまやギタリストどころかミュージシャンという存在自体もニッチ化している時代のなかで、この固有の音の在りようは学びが大きい。たしかなアティチュードを持って人生を歩むベンチマークになるし、この講義の収録時、71歳だというサンタナのように、ミュージシャンとして伝えられる言葉を持ちながら、最後に"Peace"と締める可愛らしさと格好よさを兼ね備えた人間になりたいと強く思いました。

“Don’t be a part-time anything. Be a full-time everything. Please know that we believe in you. You must believe in yourself as well. Peace.”
「パートタイマーにならないで。すべての時間を使い切るようにして。わたしたちはあなたを信じている。あなたも自分を信じなさい。」

__________
serialization days: 102
sleeping time: 22:45-6:20 / score: 81

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?