見出し画像

慣れると暑さにも耐えられる?!「暑熱適応」とは何か

こんにちは。紀藤です。暑い日が続きますね。
どうやら今日は都内は40度を超えるところも出てくるとかなんとか。

「子どもが外で遊ぶのが危険になる日がくるとは、自分の小さい頃には想像していなかったよね」そんな話を妻とした今朝でした。

さて、そんな朝ですが、とはいえその1時間前の早朝に、約2週間ぶりに7kmのランニングをしました。
ですが久しぶりのランニングは尋常じゃないほどの汗が出て、息も上がり、「あれ?こんなにきつかったっけ?」と思ったのでした。

人の身体は良くも悪くも「慣れる」ものです。不思議なもので、日々トレーニングなどで肉体を追い込んでいるとその状況に「体は慣れる」。

逆に練習をしておらず、温度調整が完璧にされた環境に身を置いているとそれもまたその状況に「体は慣れる」のです。

今日は、こうした「体が順応する」という作用について、ランニングの話も絡めつつ、お伝えしてみたいと思います。

それでは、まいりましょう!


「慣れる」とおにぎり1個で走れる距離が伸びる

ランニングを始めたての頃、走るとやたらお腹が空くことがありました。

走っている最中も、ものすごくお腹が空いて、途中でコンビニによらないとパワーが出なくなったり、あるいはお腹が空いて急激に眠くなったり、体が重たくなる。。どうやら体のエネルギーが枯渇すると、こうした状況になっていたようです。

一方、こんか研究もあります。あるデータで鍛錬されたランナーでは、「走ることに必要なカロリーが減っていく(=燃費が良くなっていく)」そうです。(ソースがすぐに見つからずすみません)。

30-40kmとなると別になりますが、少なくとも20kmくらいまででは、体に蓄積されたエネルギーで走ることができます。ランニングを習慣にすると、食事をガッツリしなくても、走れる距離が伸びていく感覚があるのは、私も経験しています。不思議ですが、人間の身体は「慣れる」ようにできていると感じるわけです。

「慣れる」と暑さにも耐えられる?!「暑熱適応」とは

さて「人は慣れる」ものだよねという話ですが、人は「暑さにも慣れる」ということがわかっています。

ランニングウォッチのGarmin(ガーミン)で、「暑熱適応」という測定項目があります。これは、暑い状況下において、どれくらいパフォーマンスが出せるのかを測定した項目となります。

面白いのですが、沖縄など暑い環境で日々練習をしていたときは、この暑熱適応が高まっていきました。なので、暑くても結構ガンガン走れるよです。

一方、仕事が忙しい、などで涼しいクーラーの部屋で、ひんやりと汗をかかない日々を過ごしていると、この暑熱適応が下がっていくのです。

つまり、「暑さ」についても、人は(ある程度)慣れることができる、という話になります。

7月前半は沖縄で練習していましたが、中旬から部屋にこもっていたら、暑熱適応が下がっていきました

まとめ:「暑さも楽しもう」

私自身、久しぶりにランニングをして「暑すぎやん・・・」と思いましたが、こうしてみると、要は「慣れ」です。

夏らしく、全身から汗を滝のように流すと、毛穴が開いて、生き物として必要な機能を全開放する感覚もしています。実際走った後は、肌も体も元気になる(気がする)のです。

暑い中だと、色々と億劫になることもありますが、暑熱適応とのことで、体を季節に適応させていく。
そうすると暑い夏も楽しめるようになるのかもな、そんなことを思った次第です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?