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成果と結果の違い。本当に大切なことは何か?

僕たちは常に
何かしらの成果を
手にしている

結果と成果は違う。
この違いを理解することが大事だ
という話をしていきます。

結果と成果の違い。

リンゴの樹がリンゴを実らせることが、
結果だとしたら、
リンゴにとっての成果とは、
日々すくすく成長することである。

ここです。

僕たちは
何もしていなくても
何かをしていたとしても
必ず成果を得ています。

しかし、結果のことだけ見ていると
目の前にある成果を見落とします。

イメージしてください。
リンゴの木は
日々すくすくと育ち、
新しい葉っぱを芽吹かせたり、
幹を太くしてたり
根を張り巡らせたりしています。

しかし、リンゴの実がなるという結果だけを見ていると
日々の中には何もないように感じてしまいます。

これが僕たちの日常でも起きています。

目標達成するという結果だけ見ていると
日々の中にある成果を見落としやすいということ。

特にありがちなのは
結果につながってるかどうか?というジャッジ。

人生において無駄なことはありません。
常に必要なことだけが起きています。

しかし、結果という概念を持った瞬間に
自動的に結果につながってるかどうか?
というジャッジが生まれてませんか?

ジャッジをするのをやめよう、ということではありません。
なぜこのジャッジが出てきているのか?が大事です。

ジャッジの源には
僕たちが気づかなかった本当の成果が
隠されている可能性が高いです。

ジャッジの源に隠されている
成果を見つけられた時、
自分が本当は何を得てきたのか?
実感することができます。

この感覚は
魂の報酬につながる感覚に近いです。

・僕の体験談

僕の話をしましょう。

ある程度結果が出て、
好きなこともやれていた時です。
美味しいものも食べれて、
欲しいものも買えていたし、
仲間とも楽しくやってて、
人の役に立ってる実感も持てていました。

しかし、ジャッジが強かった。

結果は出せてるはずなのに、
なぜか虚しい。
だから、
何度も自分を満たそうと
頑張るのですが、
結局満たされない。

こんな違和感を
感じるような日々でした。

そんな時でした。
コロナに罹って
何もかもできなくなりました。

コロナ回復後は
もっと酷くて、
後遺症の極度の倦怠感で
以前のように動くことができなくなります。
なので、結果も出せなくなります。

僕はこの時無茶苦茶落ち込みました。

日々の中にある成果を
実感できてなかったからです。

成果ではなく結果に目がいき、
結果が出てない自分を責め立てる。

辛く苦しい状態にハマってしまい、
うつ時代のように。

もちろんこのままではダメだから、
何度もマインドセットから
やり直したのにも関わらず、
結果に結びつかないし、
心も体も動かなくなりました。

そんな時、
「問題解決をしている限り問題が起こる」
という言葉を聞きました。

最初は意味がわからなかったのですが、
少しずつ自分の中に何かが入っていきました。

ずっと自分をどうにかしようと
問題解決に躍起になっていたけど、
確かにどんどん問題が増えてるなと、
実感があったからです。

常に何かしていないと価値がない、
そんな思いがあることにも気づいたんです。

しかしある時、
僕が何もしてないのに結果につながることがありました。

しかもそれは僕が不仲だと感じていた家族との間で。
この体験が衝撃的でした。

何もしてないはずなのに
結果が出る?
どういうことだ?
と、このことを
よく振り返ってみました。

この体験の中に
成果と結果の違いを僕に気づかせてくれる
きっかけがありました。

僕はその時
家族との時間を大切にする、
そのことだけを思って
そこにただただいたんですね。

それだけしか思ってなかったし、
むしろ何かできたわけでもなく、
ただ一緒にいただけ。

だけど、思わぬ形で
家族からこれまで感じることのできなかった
愛を感じることができたんです。

不思議だったんですが、
気づいたんですね。

愛を得ようと結果に躍起になって
何かをしてた時は、
何も感じられず不満ばかりの僕。

今ここで家族といる時間を
大切にする思いだけでいた時は、
気づいたら愛が感じられた。

そう、結果は実るもので、
成果は何もしてなくてもあるし
何かをしていてもある。

この体験が
成果が積み重なると結果として実るんだ、
と教えてもらえたんです。

このことをきっかけに僕は
今ここ自分が何を大切にするか?
だけを意識しています。

前より努力感ないのに
さまざまな結果が実ってるのは、
日々の成果を実感できるように
僕のものの見方が変わったから。

この成果と結果の違いを
体感できるような体験は
僕たちを大きく成長させてくれます。


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