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1、広告の本質

ゴミ、ゴミ、ゴミ、、、ゴミの山だ。
どの広告も非力で弱々しい。
美しい表現や細部のデザイン、独りよがりの情報提供など誰も聞く耳を持たない。
見向きもされず、ゴミ箱に直行する。
真面目?に考えて、広告代理店やデザイナーに払った高額の制作費はドブに捨てたのと同じ。
その原因はなんだろう?
顧客ベネフィットを無視した傲慢な態度が問題だ。
商品の自慢はここだから。俺が一番分かっている。ここか好きなんだ。
どれも顧客に対するメリットは何もない。

次の2つの広告表現を見てほしい。

・小型軽量化に成功した〇〇、我が社が自信をもってオススメする新商品!
・無料情報!ついに新商品〇〇誕生。今なら〇〇無料進呈!!〇〇日まで!!

さあ、この2つの広告はどちらに興味をそそられますか?
1つ目は読んだとしても「だから」と感じませんか?それに今すぐ行動を呼びかけていません。
2つ目は顧客ベネフィットがわかりやすく打ち出されていて興味が湧きます。しかも早く行動しないと期限が迫っています。
この違いも理解していない人が多すぎます。
高い広告費を払ったのに、全く効果が出ない。
もっと安い制作費でお願いしたい。
何を言っているのか??
やるべき事をせず、効果が上がらない事を人のせいにしてはいけない。
広告の完成度をあげることばかりに、気を取られていては効果が出ない。
そうではなくどうしたら「稼げる」かに焦点を絞るべきだ。

デザイナーは大切なパートナーであり、戦略家である。
潤沢な予算と時間を与えれば、クリエイティブで返してくれる。
限られた予算と時間では、選択は狭められ機会損失が生じる。
よく理解して「儲かる」デザインをする必要があるのだ。

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