既婚と独身、どちらが幸せ?

こんにちは、モテ科学研究所Ash代表のなおです。


今回は、幸福論にもつながる
少し難しい話です。


「既婚者と独身者は結局どちらが幸せか?」
最近よく議論にあがりますよね。

その背景としては

・日本の離婚率が増加している
・生涯未婚率が増加している
・一人の時間を謳歌できる娯楽が増えた

などが挙げられます。

一昔前なら、
大人になれば、結婚し、子供が生まれ、
家庭を持つというのが当たり前でした。

しかしここ最近では、
そのような通念が崩壊しつつあります。
結婚制度そのものに意義を唱える人も出てくるくらいです。


「結婚=幸せ、独身=寂しい」という風潮は
いまやなくなってきています。

そうなると
「結局結婚した方が幸せなのか?
 独身のままの方が幸せなのか?」
ということが気になると思います。


それで、これに対する私の答えが
「こんなことを論じている時点で幸せにはなれない」
です。

つまり、こういうことを議論したがる人って
「結婚すれば幸せになれる」とか
「独身は気楽だからこっちの方が幸せだろう」
と思っているのだと思います。
しかも、実際には体験したことがないのに
仮定で結婚や独身について語ってしまっています。

でも、現実問題
「〇〇なら幸せ」という固定概念を持っている人が
一番幸せになれません。

実は、結婚というのは
向き不向きがあります。

つまり、結婚によって幸せになる人もいれば
逆に不幸になる人もいるということです。

そんな中で
「既婚者と独身者はどちらが幸せか?」
なんて論じても
「結局その人による」
という結論にしかならないでしょう。

一番の問題点は、
「結婚したら幸せになれる」
「独身であり続ければ幸せだ」
と考えている人たちは、今を幸せだと思っていないということです。

今が幸せじゃないから
ある種、「結婚」や「独身」といった概念に依存してしまっているのです。


「結婚したら幸せ」という考え方は
どちらかというと女性に多いですが、
こういう考え方を持っている女性で、
結婚して本当に幸せになっている方は少ないように感じます。

その原因は「理想と現実のギャップ」です。
『結婚=幸せ』という価値観が強ければ強いほど
現実を目の当たりにして絶望します。

結婚生活は我慢の連続であるという話をよく聞きます。
元々違う家庭で育った、赤の他人だった男女が一緒になるわけですから
どう考えても我慢する部分や合わせなければいけない部分は出てくるはずです。

『結婚=幸せ』と考えていない人は
「まあ、結婚ってそんなもんでしょ」といい意味で冷めた見方ができるのですが
『結婚=幸せ』の人は、
「こんなはずじゃない」とか「自分にはもっといい人がいる」
とか言って離婚したり、浮気をしたりするのです。

だから、私が伝えたいことは
「〇〇だったら幸せ」という仮定で幸せを語るのはやめましょう。
ということ
です。

それを思ってしまった時点で幸せにはなれません。

幸せとはそもそも追いかけるものではないのです。

今この瞬間の自分の人生をどれだけ幸せだと感じられるか?
人生の幸福度はそれによって変わります。

仮定で幸せを語っていては、
いつまでも幸せにはなれないようにできてるんです人間って。

だから、今ある幸せを大事にしてください。
「美味しいご飯が食べられる」
「仲のいい友達がいる」
「体が健康である」

など、
みんな見落としがちだけど、
こういうことってよく考えればものすごく幸せだと思うんです。

結論、今この瞬間を幸せだと思えれば、
この先の人生もずっと幸せを感じられる
のです。

ぜひあなたには、
「結婚=幸せ」
「独身=幸せ」
といった固定概念に縛られず、
今この瞬間を大事にして生きてほしいと思います。

そして、すでに結婚している方は
パートナーを心から大事にして、一緒にいる時間を噛み締めてください。

今日あなたのことを好きな人が
明日も好きでいてくれる保証などどこにもないので。


過去や未来なんてどうせ誰にも分からないんだから
気にする必要はありません。

とにかく今を大事にしましょう。

今回はそういうお話でした。

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