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聴覚過敏で困るADHDの僕が20年かけて編み出した対策法を伝授する


しゅーです。

今日は聴覚過敏で困るADHDの僕が20年かけて編み出した対策法を伝授します。

この頃、「僕も聴覚過敏のひとりなんじゃないかな?」とふと思い少し調べてみました。

どうもその傾向があるようでした。

きっとこのタイトルで読み進めてくれる人は、以下の内容に思い当たるフシがあると思います。

僕が感じている状態や境遇をまずお伝えし、対処するために編み出した方法を書いていきます。

聴覚過敏ってなに?

聴覚(耳)が非常に敏感で音によって気が散ってしまう症状やその状態を指します。

詳しくはこちらのサイトに譲ります。


こんな症状に思い当たりがあったら聴覚過敏かもしれません。

作業中に人の声がとても気になる

特定の音域(高、中、低音)が苦手

雑踏にいると頭が混乱し疲れる

飲み会で人の声が聞き分けられない


早口の人が苦手

大きな音や耳慣れない音に敏感で嫌がる


上記のリストは僕が避けがちな状況を羅列しています。

思い当たる人は聴覚過敏なのかもしれませんね。

僕の場合は特に以下のようなものが苦手ですね。

雑踏にいると頭が混乱し疲れる

高い音や高い声が苦手

キータイプ音が嫌い

早口の人が苦手

音量だけでなく音の量(数)が多いと疲れる

高い音が多い状態やガヤガヤとした雑踏は非常に苦手です。

だんだん頭が重く痛くなってくるのでできる限り距離を置くようにしています。

酷くなると偏頭痛、聴覚過敏、視覚過敏、食欲不振、吐き気を引き起こし体がバグるところまで行く辛い現象です。

特に人の声が気になってしまうことが多いですね。

女性の多い場所や混雑した場所には行かないようにしています。

時計の秒針もかなり気になってしまうので、無音のものを使うようにしていた時期もありました。

聴覚過敏は発達障害の人に多い

発達障害の方は聴覚過敏の方が多いそうです。

という僕も発達障害グレーと診断されたひとりですね。

発達障害の方は1度お医者さんに相談してみてもいいかもしれません。

特定の環境下ではそれほど問題ない

音を遮断する道具がない場合、作業への集中はかなり困難なため、音がほとんどない環境へ移動します。

不思議なことにカフェや図書館、本屋の雑音は気にならないですね。

やはり人の声の周波数域に引っかかりがあるのかもしれません。

上記の環境では誰も話さないですしね。

とはいえイヤホンやヘッドホンといった外界の音を遮断する道具は必須ですね。

僕の場合、発達障害由来の過集中と聴覚過敏が相まってか、無意識で中〜高〜大学生のときにヘッドホンやイヤホンについてかなり調べていました。

そのおかげか知識が人に比べてかなり豊富になり人の役に立つほどになりました。

嫌な音や環境から抜け出すための生きる知恵だったのかもしれませんね。

考えだした対処法を伝授しよう

ということで物心がついて20年ほどで編み出してきた「嫌な音がある環境から逃れるための対処法」を教えます。


音の多い環境から逃れる

そもそもその場に身を置くのをやめましょう。

根本的な話ですが嫌なら避けると良いですね。

その時に重要なのは

何が嫌な音なのか

を知っておくことです。

そうすることで「嫌な音を出す原因」が判明します。

もしそれが環境由来のものであればその場を避ければいいです。

もし人由来のものであればその人(もしくは社会的に繋がりのある人)にお願いして辞めてもらえばいいです。

飲み会とかも楽しくないのであれば断っちゃいましょう。

耳栓を使う

環境を変えられない、人もそんなに簡単に変わらない。

など理由があるのであれば耳栓を使いましょう。


おすすめはこちらですね。

海外で非常にシェアのある耳栓メーカーから発売された8種類のお試しセットです。

500円以下とやたら安いですし、サイズや硬さもバラバラで失敗しずらいです。

これ買って良かったと思っています。

耳栓は寝るときに使うと本当に良い

僕は耳栓では外の音がキャンセルできないため普段使いはしていません。

寝るとき専用で耳栓をしています。

最近は彼女のぬーよりも寝るタイミングを2時間ほど早くしています。

これまでは僕が2時間ずらして寝ていましたが、どうも眠りや疲れの取れがイマイチで…。

眠りは発達障害や鬱症状にもかなり影響します。

改善しようと思い、布団を別のものにしてもらいました。

それでも、ぬーが立てる音や部屋の光がとても気になってしまうんですよね。

まぁお互い寝るタイミングや生活習慣は違うため仕方ないことです。

(体に合う寝るタイミングは遺伝子でほぼ決まるため責めるものでもないです。)


耳栓と目隠しを買い昨日試してみました。



これが本当に良い…!

これまでは腕かタオルで目を隠し、耳はイヤホンをつけて居たのですが段違いですね…!

一瞬で寝ることができますし、音や光によって変に起きることもないです。

耳栓は朝まで外れませんでした。

目隠しはゆるく付けておくと朝には勝手に外れてくれるので朝日で起きれます。

久しぶりにしっかりと寝れた感覚がありました。

違和感を放置しないのは大切なことですね…!

イヤホンやヘッドホンを使う

雑音が気になる環境、第一位は職場でしょう。

職場でイヤホンやヘッドホンが使える方がどのくらい居るかは分かりませんが、使える方は絶対におすすめします。

ありがたいことに僕の職場はイヤホン、ヘッドホンに寛容なため僕はそれらを使用しています。

特におすすめはこちらの2つとこのイヤーピース。


イヤホンのピースがスポンジになっているため遮音性が高く耳栓としてもある程度は機能します。

こちらはは「ノイズキャンセリング付きイヤホン」です。

周りの音を自動で遮断してくれるためかなりの遮音性を実現してくれます。

予算的に余裕がある方はこちらのほうがおすすめですね。

iPhoneユーザの方はairpods proでもいいと思います。


airpods proもかなり強力なノイズキャンセリングがついているので周りの音をしっかりと遮断してくれます。

オススメです。

音を遮断するだけで生活の質が変わる

聴覚過敏について書いてみました。

耳ってoffにできないので、合わないウルサイ環境に居るとすごく疲れてしまいます。

どうにか「周りの音を小さくする」だけでかなり生活の質が改善できます。

聴覚過敏の人は知らず知らずの間に音によって疲れをためてしまいます。

ぜひこれらの方法を試していただければと思います。


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