家族挙式という選択肢 〜①挙げた経緯と、挙式の準備〜
友人向けに、完全手作りの結婚式を海辺で挙げると決めていた私たち。
親族向けには別で小規模な"家族挙式"を行いました🏠
振り返ると、家族挙式だから叶えられたことがたくさん。とはいえ、最初から家族挙式を挙げると決めていたわけではありませんでした。
今回は家族挙式を挙げるに至った経緯と、当日までの準備についてお伝えします🙌
☀️自己紹介☀️
こんにちは!
2022年11月に入籍した新婚夫婦です。
旅仲間・料理仲間からゼロ日婚をした私たちが、
入籍までの様々な選択、一緒に未来を描くためのすり合わせなどを記録に残しています📖
私たちの出会い〜ゼロ日婚までの流れはこちらにまとめているので、ぜひご覧ください🙌
🏠家族挙式を挙げた理由🏠
私たちは「海辺で手作りの結婚式をする」と決めていました。しかも、妻は東京出身・夫は宮城出身なのに、広島で。そこに至った経緯についてはこちらにまとめています🏖️
元々は、家族もこの手作り結婚式に呼ぼうと思っていました。しかし、家族から"待った🖐️"がかかりました。
「結婚は家と家との結びつき。」
「きちんとした形の結婚式を挙げてほしい。」
とはいえ、私たちの手作り結婚式を挙げたいという想いは強く、東京での結婚式に切り替えるということは考えられませんでした。
そこで上がってきたのが、"家族挙式" という選択肢。参列者を家族だけに絞って小規模な結婚式を挙げるというものです。
友達向けの「手作り結婚式」
親族向けの「家族挙式」
の二本立て✌️
11月の入籍後、年末年始に夫の実家に帰省した際に話し合い、東京に戻って妻の親と話し、
この方針で家族挙式の具体的な中身を私たちが考える!ということでまとまりました🤝
こうして家族挙式を挙げることになったわけです。
💒家族挙式の具体化💒
家族挙式をする、という大枠はまとまったものの、難しかったのが、どこまでやるか。
食事会をする?写真を撮る?式場できちんと挙式をする?
まずはどんなプランがあるのかを調べた上で、話し合うことにしました。
調べてみると、少人数の家族挙式を手掛けている会社はそれほど多くはなく、良さそうなところは3つほど。
それぞれ複数のプランが用意されていて、↓のような選択肢の中から選ぶ形。さらに人数によってだいたいの金額がわかるようになっていました。
・挙式のみ
・挙式+披露宴
(・披露宴のみや、フォトウェディングのみもあります
世の中の選択肢を把握した上で家族と話し合い、
挙式+披露宴 とすることに💐
場所は東京に決まりました。
夫は祖母と育った期間が長く、祖母に来てほしい、という想いが強かったのですが、宮城から東京まで来てもらえるかを心配していました。
しかし、思いの外「東京に行くの楽しみ」とノリノリの祖母。一緒に行くから大丈夫!と自信満々な両親。
夫の家族が宮城から東京に来ることになりました🚄
妻の祖母は体調が悪く、式への参加は難しいと思っていましたが、こちらも思いの外、「最近の体調だったら大丈夫だと思う、楽しみにしてます」と前向き。
妻の祖母が来やすい場所で会場を選ぶことにしました🚗
上にあげた3社の中で、式場の選択肢が良さそうだった「セントアクアチャペル」のオンライン相談会に参加しました📞
(手作り結婚式に至るまでに東京の式場見学フェアにも何度か参加していて、相談会で聞いておくべきことはある程度分かった上で挑むことができました。)
結果、妻の実家・祖母の家からのアクセスがよく、会場の規模や価格もちょうど良く、それでいてホテルとしてしっかりしている会場を提案してもらい、事前に擦り合わせていた日程候補にもはまったので、そちらで無事決定🙌(WEBのみでその場で確定!)
親族へ連絡し、3ヶ月後の家族挙式が決まりました!
🌼家族挙式の準備🌼
👗衣装合わせ👗
準備期間中に会場/運営会社に行く回数は、通常の結婚式よりも小規模な分少なく、衣装合わせ・打ち合わせの合計2回のみ。
あとはメールでのやり取りで準備を進めます。
最初に行ったのは衣装合わせ。
ここで噂に聞いていた、最低料金からの爆上がりを目の当たりにします😵
用意されている衣装にはそれぞれ価格がついていて、差額が料金に上乗せされます💸
プランに含まれていたのは、ウェディングドレス10万円、タキシード5万円。
まずはドレス。それぞれどのくらいの価格帯かわからず…何となく価格順に並んでいるとのことだったので、比較的安そうなエリアの中から、いくつかかわいいと思ったものの値段を聞いてみると、だいたい20〜35万くらい。(なので10万〜15万オーバー)
次に、20万以下のものを並べてもらいました。かわいいのはだいたい18万くらい。
平気でドレス1着で10万近くのオプションがかかる世界…単位が1〜10万なので結婚式の見積もりをしていると感覚がバグるという話がわかりました😇
しかしラッキーなことに、「こちらもプラン内(10万)のドレスです」と、めちゃくちゃ素敵なドレスが登場。ほかのプラン内ドレスは正直「絶対にない…」と思うようなものだったので、めちゃくちゃラッキーです。
14万・18万のものと3着念のため試着をしましたが、プラン内のドレスが十分素敵で、好みでもあったので、そちらに決めました✌️
タキシードは選択肢が少なく、プラン内のものが微妙…。1つランクを上げた8万円(+3万円)が王子様みたいでかっこいい!という妻の熱烈な推しにより、そちらに決めました🤴
小物についてもオプション料金がかかってきます。
妻の髪飾りについては迷いましたが、一旦オプションはつけないことに。後日母に相談したところ、なんと母が手作りしてくれることになりました✨
💬打ち合わせ💬
衣装合わせをしたのが会場決定1ヶ月後の2月。そして打ち合わせはさらに1ヶ月後の3月でした。
打ち合わせでは、当日の流れをさらいながら、それぞれの場面でオプションをつけるかどうかを判断することになります。細かいことも含めると判断する点は多いのですが、一部抜粋してご紹介💁♀️
ちなみにスタンスとしては…
一生に一度、家族への感謝を伝える場として想いを込めて準備する。式自体をきちんと楽しんでもらえるように、きちんとしたクオリティは担保する。
けれど、抑えられるところはなるべく抑える。そのバランスをしっかり2人で考える。というもので、そこは事前にしっかりと認識合わせをしていました🤝
・親族の着付けは必要か
└2人の母と、夫の祖母は留袖を、夫の叔母は訪問着を着付けしてもらい、髪のセットもお願いすることにしました。(留袖と訪問着の違いを初めて知りました🙃)
・ファーストミートを追加するか/音楽を持ち込むか
└演出としてかなりオプション料金が必要だったのでやめました。後から行うことにしたダンスについては、結婚式での利用が公認されている曲リストに入っている曲を編集なしで持ち込む形だったので、オプションとしての追加はなしで行えました👌
・装飾のお花、ブーケ/ブートニアのランクはどうするか
└一番安いもので十分素敵だったのでランクアップしませんでした。ここはものすごく金額が上がるところです💐
・写真はどこまで撮ってもらうか
└集合写真の六切2枚は契約時の当日契約特典でついていました。データで納品されるスナップショットは、挙式までの撮影、ケーキ入刀までの撮影、披露宴最後までの撮影でそれぞれ料金が変わってきます📸
一番欲しかったのは、妻の母との入場や、指輪交換、みんなの前で誓うシーンだったので、挙式までにしました💍
・食事のランクはどうするか
└ホテルの中でも少しランクが高い23階のレストランだったので、安い方から2番目以上のコースが選択肢でした。契約時に階の低いレストランが埋まっていたので、一番安いコースとの差額はサービスしてもらっていました。十分美味しそうな料理だったので更なるランクアップは無しにしました🤤
・ケーキ入刀はするか
└家族での披露宴、ただご飯を食べるより少しでも何かあったほうが。と、することにしました。ケーキにもランクがいくつかありましたが、人数も少ないので段数を上げるようなことはせず🍰
親へのサンクスバイトも行うことにしました🥄
・ペーパーアイテム/引出物/プチギフト/親への感謝の贈り物は会場で頼むか
└自分たちで手配することにしました。
・衣装や急な日程変更などの保険に入るか
└衣装とそれ以外は別の保険でしたが、予想外のことにも対応できるように、余計な心配をせず楽しめるように、どちらも保険には入りました。
こうしたひとつひとつを、プランナーさんと3人で話し合いながら決めました。
判断に迷うこともありましたが、スタンスをしっかり決めていたのがよかったかなあと思っています😌
📃必要なものの準備📃
当日までに準備が必要だったものは、
・ペーパーアイテム
・ウェルカムグッズ
・プチギフト
・親への感謝の贈り物
の4つです。それぞれ詳しく見ていきます👀
★ペーパーアイテム
・席札:披露宴の際に、その席に誰が座るのか名前を書いて示しておく札。保護者会で置いてるみたいなやつです。
・席次表:誰がどこに座るのかの表。席替えの発表みたいなやつです。
・メニュー表:当日の食事とドリンクのメニューです。
席次表とメニュー表は同じ冊子にまとめ、2人のプロフィールや列席者へのメッセージもそこに載せました。
A3三つ折りで、表面が表示・メニュー表・メッセージ、中面が席次表・2人のプロフィール・小さい頃の写真、という構成にしました📗
席札は小さいサイズでお名前を印字。
どちらもCanvaで作成し、kinkosで印刷しました。
自由なデザインで作れるので楽しかったです☺️
★ウェルカムグッズ
当日ウェルカムスペースに置いておくものです。
ウェルカムボードはCanvaで作成・印刷してフレームに入れました🖼️
ほかには友人がプレゼントしてくれた写真立てに、両家顔合わせの時の写真、お互いの弟と4人で集まった時の写真、2人の写真を入れたものも飾りました✨
★プチギフト
お帰りの際に列席者にお持ち帰りいただく、小さなお菓子などです。かなり少量のものが多いのですが、あんまり安っぽいのも嫌だな〜と思いデパ地下を散策。
パッケージも可愛く、東京限定で、美味しそうなあられ煎餅の詰め合わせを選びました🍘
★親への感謝の贈り物
披露宴の最後に妻から母への感謝の手紙を読み、その後2人で親への感謝の贈り物を贈ります🎁
式場から提案してもらったカタログを参考にし、生まれてから挙式までの日数と、生まれた時の写真・今の写真を載せた「子育て感謝状」を手作りしました🤝
夫の親が宮城から来ることもあり、生花ではなくプリザーブドフラワーも用意しました💐
💃こっそり仕込んだ親へのサプライズ💃
ただご飯を食べるのもな…と2人で色々と考え、弟2人と、妻の従兄弟を巻き込み、サプライズでダンスをすることにしました🕺
広い会場ではないので、基本手の動きだけで済む嵐のOneLoveをチョイス。
YouTubeやTikTokを参考に振りを決め、動画で共有し、練習してきてもらいました。感謝🥲
私たち夫婦は毎晩寝る前に踊ってから寝ていました。笑
式に向けた準備はこんな感じ。小規模の式とはいえそれなりに準備することはあって、あっという間の3ヶ月間でした💨
💁♂️夫の感想💁♂️
そもそも結婚式を親族向け、友人向けに分けて2回挙げることが珍しいと思います。経緯としては、まず結婚式は広島でという想いがあり、としたときにお互い親族は祖父母まで呼びたかったのですが広島までは難しそう🙃
「コロナで親族だけで挙げたよ〜」という友人の話も聞いていたので、親族のみで挙げよう、と思い今回の挙式に至りました😆(親が私の友人に会いたい、という希望も有ったのですがそこは話し合い今回の形になりました)
場所については、私の両親や祖母は宮城在住なので家族向けは宮城で、という選択肢もありましたが奥さんの家族は都内在住、私の従兄弟家族も都内なので東京で実施⛪️
挙式だけ、披露宴なしも検討しましたが、それぞれの両親と話し合い披露宴とセットにしました。挙式のみ、写真撮影のみなど色々な選択肢があるのですが、挙式と披露宴のセットでよかったな、と思います。(この感想は次回)
準備期間は席次表を作りにいったり、ウェルカムスピーチや結びの言葉の練習をしたり(新郎が担当)、ダンスの練習をしたりしました🕺
呼ぶ人も人数も限られていたので、スムーズに準備できたかなと思います。前日は早く寝て備えました😴
💁♀️妻の感想💁♀️
私たちの家族挙式は自分たちを合わせて15人。
この規模でもこれだけやることがあるから、100人規模の式を挙げるのはすごく大変だろうな…と思いました😅
結婚式は一生に一度だからわからないことだらけで。
だからこそ、自分たちの経験が誰かの役に立ったら嬉しいと思いました。
とはいえ、準備自体は楽しく、家族挙式という"親族への感謝"に目的がはっきり絞られている式だったので、方向性もわかりやすくてやりやすかったです🙆♀️
どういう形で式を挙げるのか、話し合いの段階で、両家の親としっかり話すことができたのも、すごくよかったと思っています😌
夫のご両親の考え方を聞き、自分たちのやりたいことを2人の間でもしっかり話し合い、自分の母と今までしなかったような対話をし。
式を終えて感じたこともたくさんあるので、次の記事でたっぷり書きます!
🌙おわりに🌙
家族挙式という選択肢。
準備で具体的にやること。
式を検討する方の参考になったり、結婚式へのイメージが少しでも鮮明になれば嬉しいなと思います!
終えてみての感想をたくさんお伝えしたいので、
次回の記事もお楽しみに!!!💐✨
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