Base Ball Bear 「DIARY KEY」
間違いなく僕の青春の1ページにこのバンドは必要不可欠である。
特に中3〜高3を良いも悪いも思い出を起こしてくれるロックバンド。
しかし、いつからか新曲を出しても聴かなくなってしまった。嫌いになった訳ではない。
ただそれ以降はメロコアやパンクなどの音楽を聴き漁るようになってしまったのだ。
いつものようにApple Musicで音楽を聴こうとする。「ニューリリース」一覧にBase Ball Bearの
アルバムが表示されていた。
懐かしいと同時に今もあの頃のような音楽なのだろうか?と疑問に思った。
Base Ball Bear 「DIARY KEY」
3人体制になってからしっかりベボベを聴くのは初めてかもしれない。
ワクワクしながら再生を押す。
1.「DIARY KEY」
懐かしさと新しさが混じってて居心地が良い。
20代が30代に踏み入れた感覚かもしれない…
僕は10代の頃ベボベを聴きまくっていた、20代に入ると聴かなくなってしまったからかそんな感覚に。
特別変わった事はしてないのに新しく、自然と耳に入ってきた。
「Ifと畏怖があばれて 逃げたい夜」
そうそうこういう歌詞!
あの頃の自分にはわからなかったけど、今になって聴くと歌詞の一つ一つ理解できる部分も増えたのだ。
2.「プールサイダー」
檸檬とサイダーはベボベに必要不可欠。
そしてそれらの先頭には「青春」
「静かに苦しんだ日々に飛沫の祝福を」
この曲で最もこびりついた歌詞。
3.「動くベロ」では、ベボベ特有のカッティングが入る。この曲の歌詞もまた面白く耳から離れなくなる。
「代田のマンション 宇宙のステイション
天空の城 モヘンジョダロ」
4.「SYUUU」
最初にこれまでベボベの音楽を聴かなくなったと言ったが、この曲が発売された時は少し話題になってたからMVを見た。
メロディの哀愁とどこか悲しさがあって泣きたくなる。器用ではないけど背中を押してくれてる。
いなくなった大事な友達に歌ってるようにも聴こえる。
「ありがとう ばかやろう」
最後の歌詞が素敵です。
5.「Henshin」
6.「A HAPPY NEW YEAR」
9.「生活PRISM」
個人的推し曲たち。
特に「A HAPPY NEW YEAR」は度肝を抜かれました。ベースの関根さんが歌ってるのですが、唯一の女性ボーカル曲がこの曲で大正解。
過去にも関根さんが歌ってる曲はあるのですが今回が最高傑作かも。(自分の中で)
ラスト11.「ドライブ」で終わります。
「届いたスニーカー 部屋着のまま合わせてみたら
固結びしてた自分のこと ゆるめてもいいとそっ と思えたの」
「何度も繰り返す不器用 ちょっと愛しているよ」
不器用な自分も愛してやろうと思いました。
このタイミングでベボベをまた聴いて良かった。
これから先もチェックし続けようと思います。
個人的なベボベ自体の想いもいつか書ければと。