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ペダルスティールギター、またきちんと練習してみようかな。

先日、少し遠方よりカントリーのペダルスティールプレーヤーの方が来店された。ペダルスティールプレーヤーは絶滅危惧種だということで、三ノ輪(南千住)に私の店があり、そこに多少スティールギターも取扱があるときいたとのことでわざわざお越しいただいたのだ。

確かにペダルスティールギターを演奏しているという人口はそれほど多くはないので、マイナー楽器なのだけれど、そのかたのお話を伺っていると、かつて(50年以上前のことか)カントリーミュージックブームが日本でもあり、その頃皆こぞってペダルスティールを演奏していたのだそうだ。国内にもアマチュアのペダルスティールプレーヤーが数千名(数百名だったか?)いたとかいないとかということであった。

私は元々エレキギターを趣味で弾く程度なのだけれど、ペダルスティールも数台個人で所有しており、時々練習している。如何せんあの楽器は難しいので、本当はもっと練習せねばならないのだけれど、ついサボりがちになってしまっていた。せっかくきちんとした楽器を持っているのに練習しないのは楽器に申し訳ない。

かつては、アマチュアのバンドでギターをやっていた。そのバンドのリーダーがペダルスティールプレーヤーだったので基本的なことをいくつか教えていただいたのだが、復習を重ねなかったため、あまりそれも身に付かぬままになっている。そのリーダーにペダルスティール関連のレコードを大量に譲ってもらった際に一念発起し、もう一度ペダルスティールギターを弾こうということで、楽器を書斎に常設したのだけれど、練習が足りなく一向に上達しない。

手元にある教則本とJapan Steel Guitar Associationの会報を頼りに探るように練習しており、基本的なペダルとニーレバーの扱いはなんとなく分かってきたものの、ヴォリュームペダルの扱いについては、まださっぱり習得できていない。こればっかりは、レコード等の音源を聴いてコピーするしかないのだけれども、それができるほど弾けるのであれば苦労はしない。

やはり、バンドリーダーに習ったように誰かに教えてもらうのが1番いいのだとはわかってはいるけれど、私は人にものを習うというのが大の苦手でなかなか決心がつかない。(習う時間もない)

しかし、先日お越しいただいたペダルスティールプレーヤーのお客様が「ペダルスティールプレーヤーは絶滅危惧種だ」とおっしゃっていたので、もう一度気を引き締めて練習をしてみようかとも思っている。思ってはいるけれど、はて、何から始めようか。

なかなか悩ましいところである。

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