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「バイト中にスマホをいじってたことを謝るべきか悩む君へ」

いらっしゃいませ。バーテンダーのtakumiです。

SNS(Twitter)やブログで主に恋愛について思ったことを発信させて頂いてます。

本日はコトバー・サウダーデの第114夜をお届けいたします(→この企画のコンセプトはコチラの記事にて)

なお、質問・トークテーマはコチラから随時受けつけています。


本日の質問はコチラ。

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「あなたがその行為を自分でどう振り返っているのか?」によるんじゃないでしょうか。

たぶん、憶測でこんなんこと言ったら怒られるかもしれないけど、世の中にバイト中にスマホいじってる人なんていくらでもいると思うんですよ。

きっといじっててバレた人もいると思います。

その場で怒られた人もいれば、怒られない人もいるでしょう。

それは怒る側(雇用主や職場の社員さん)が"仕事中にスマホをいじる"という行為をどれくらい許されざることとして捉えているかにもよりますし、またはシチュエーションにもよるでしょう。店内にお客さんがいたかどうか、たまっている仕事があったかどうかなど。

ちなみに僕の場合はお客様がいる時にカウンターのなかでプライベートにスマホをいじっているスタッフがいたらちょっと信じられないし、怒るとこ以前にあきれてものも言えません(調べ事とかは別です。僕は現代において作業中に必要であればスマホを使うべきではないとは思っていません)。

でも誰もお客様がいなくて、掃除もして、基本的に業務が残っていなければ、まぁ多少は気を抜く時間だって人間だし必要だろと思っているので叱りませんし僕もいじることもあると思います。もちろん基本的にはカクテルの練習をしたりお酒の勉強に時間をあてるべきですが、僕らの場合は休憩時間というものが明確に決まっていないというのも大きいでしょうね。

コンビニのバイトの場合はおそらく休憩時間というものが明確に与えられていると思いますので、本来であればその時間外にスマホをいじるのはNG行為でしょう。

だから道徳的かどうかでいえば非道徳的だし、勤勉かと問われれば勤勉ではないとなります。


ところであなたはどうして何も言われなかったのに謝ろうかどうか悩んでいるのでしょうか?

自分が本当に悪いことをして謝罪の気持ちが強くなってきたから?

副店長が裏で自分のことを悪く思っているんじゃないかと不安だから?

これからもバイトを続けるためにとりあえず謝った方がいいという打算から?

副店長がどの程度あなたのスマホをいじっている行為に思う所があったのかはわかりません。もしかしたら明らかに怒っているのをあなたは感じているのかもしれません。その場で何も言わなかったのだとしたらなんとも思っていないのかもしれないし、呆れているのかもしれない。もしくはあなたを叱るのに体力を使いたくないのかもしれない。

本心はわかりませんけど、もし副店長がそんなに気にしていなかったとして、そのときあなたはそれでも謝ってケジメをつけたいと思うのでしょうか?

もしあなたが打算で謝ろうとしているなら、正直僕としては「無理して謝んなくていいんじゃない?」と思います。今頃謝られても副店長も対応に困るでしょうし。打算で謝ってるのって案外人に伝わるものです。僕も今まで後輩から打算で謝られているのをヒシヒシと感じたことがあります。

だってそれがミスだろうがサボりだろうが、本心から反省している人はまず態度にでるものです。

でもあなたが心から今回の行為に負い目を感じていて謝らないと気が済まない・・・と感じているなら謝ってください。

それは副店長を納得させるという意味合いではなく、あなた自身を納得させるためだと思います。

僕ね、「謝る」という行為はいっけんすると相手に許してもらう行為のように思えて、本当は自分自身を許すための行為だと思うんです。

だって謝ったところでミスはなかったことにはならないわけですよ。

それでも相手に頭を下げるのは相手はもちろんだけど、なによりも自分自身に「次はちゃんとやるぞ」って決意表明するためなんじゃないかな、と。

自分の失態を知っている人を通して証人になってもらうイメージですね。

バイト中にさぼってしまった自分を深く反省しているからこそ、それを他人にもしっかり認めてもらって次に活かすことができるのかもしれません。


謝るかどうかはあなた自身が決めることです。それはあなた自身が「自分がどうありたいか」を決めるということです。

それが出来ないうちは勤務中にスマホをいじろうがいじるまいが、あなたの仕事は半人前のまま止まってしまうんじゃないかな?

仕事は他人に自分を認めてもらうんじゃなくて自分で自分を認められるようにするものです。

今一度考えてみてください。あなたはどうなりたいですか?

それでは本日もご来店まことにありがとうございました。

またのお越しをお待ちしております。

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