カウンセリングを受けるのが怖い
カウンセラー岡田です。
カウンセリングというのは、多くの人にとってはあまり馴染みあるものではないと思います。
ほとんどの人が受けたことがないと答えると思います。
ですが、全ての人は悩みを持っています。
さあ、カウンセラーを探して相談してみようと思った時、あなたはとても怖いと感じると思います。
言葉では表現しようのない不思議な感覚が全身を駆け巡ることでしょう。
そんな名前のない感情があなたをカウンセリングから遠ざけることになるでしょう。
実際に、私もそうでした。
臨床心理士は、ほとんどの人が自身のカウンセリングを受けます。
精神分析では、教育分析と言ったりします。
教育分析とは、カウンセラー自身がカウンセリングを受けて、自分の無意識を理解するものです。
ベテランカウンセラーに受けるのですが、指導的なものではありません。
本当に自分がクライエントになって相談するのです。
私も受けてきました。
その時、とても怖い思いをしました。
まるで自分の心を全て引き出されるのではないかという思いです。
思い切って予約したのですが、
挙句の果てに私は
「悩みなんてないんです」
と言いました。
カウンセラーも何を聞いていいのかわからなかったのでしょう。
何週か通った時、「終わりにしましょうか」とカウンセラーから言われました。
それが最初のカウンセリング経験でした。
そのことを心理学の師匠に相談しました。
すると、師匠は「終結するべきではなかった」と言いました。
「悩みがないのに、どうしてですか?」と師匠に聞きました。
師匠は言いました。
「悩みがないというのは、治療抵抗です。つまり、自分の心に触れるのが怖いと言っているんです。カウンセラーはその気持ちについて話し合うべきです。
岡田君も『悩みがない』という理由で、カウンセリングを終えてはいけませんよ」
次にカウンセリングを受けた時、特に悩みを持っていなかったにもかかわらず、何か月も続きました。
今思うと、本当に無心に自分の心について考えていた気がします。
私が実際に人の悩みを聞くときも、いつも意識しています。
悩みがない、もう話すことはない
の気持ちについてカウンセラーは理解すべきだと。
もしも、私に何か相談したいと考えておられるのなら、気軽に相談してください。
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いつでも御連絡下さい。
カウンセラー岡田
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