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家庭で犠牲になるのはいつだって子ども

こんにちは
心理カウンセラーちえです。

今日のテーマは「家庭で犠牲になるのは子ども」です。

最近良く思うんです。

心理カウンセリングで色々な方の相談を聞いていると
やっぱり幼少期の経験がその人の今を作っている。

これは良くも悪くも。

例えば、
両親の仲が悪くていつもケンカばかりしていた家庭で育ったAさん。

両親はAさんへの悪影響を考えて、Aさんの前では喧嘩しないように
気を付けていました。

それでもAさんにはしっかり影響が出ているのです。

人への不安感、
自己肯定感の低さ、
人を信じることができない不安定感。

この原因は、
両親の不仲を感じ取ったからです。

大人はどこか子どものことを軽視しているところがあります。
子どもの感じ取る能力は、想像以上に高いのです。

両親がいつもより元気がない
両親が目を合わせない
子どもを介して両親が会話する
両親のどちらかがもう一方の愚痴を言っている

両親の様子や反応から
いつもとは違う状態だと感じとるのです。

両親の不仲は子どもにとってみれば
これ以上の不幸はありません。

自分が愛する人同士がいがみ合っている。

この事実は、
両親が愛し合っているからこそ成立した、
自分の存在を丸ごと否定されたような気持ちになるのです。

両親の不仲だけでなく、家庭の機能が機能していない状態。
いわゆる機能不全家族で

一番影響をうけてしまうのが子ども。

もしもみなさんが、
機能不全家族のなかで育ったのなら、
ここまで生きてきた自分を褒めてあげてほしい。

それくらい小さな子どもにとっては
苦しい出来事だったはずだから。

今日はここまで。
ありがとうございました。


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