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民間のカウンセリング体験記【2人目】

現在、カウンセラーとして活動するために準備をしている豊田さきと申します。

私がカウンセラーを目指すよりもっと前に、民間のカウンセリングルームでカウンセリングを受けていた過去があります。
お世話になったことがあるのはそれぞれ専門分野がある5名のカウンセラーさんです。

色々な方にお世話になってみると…
ひとくちに『カウンセリング』といっても流派の違いやカウンセラーさんの雰囲気の違いがあるなぁと感じ、5名の方にそれぞれに全く違った感想を抱きました。

前回の記事は生まれて初めてのカウンセリング体験を紹介させていただきました。
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今回は民間カウンセリング体験記【第2弾】!2人目のカウンセラーさんとのエピソードです。



1️⃣再びカウンセリングを受けたきっかけ


私が始めてカウンセリングを受けたのは26歳でした。
二人目のカウンセラーさんにお世話になったのは28歳だったと記憶しています。

私は27歳の時に現在の夫と結婚し、この度の悩みはその夫との夫婦関係についてでした。結婚してそんなに期間は経っていませんでしたが、夫との関係が日に日にギクシャクしだし、心の距離を感じるようになっていたのです。

もちろん自分なりにインターネットで調べたことを実践したりしましたが、効果はまるでありません。夫が家にいる時間が極端に少なくなり焦りをとても感じました。
そこで、悩みに合わせて夫婦カウンセリングを行えるカウンセラーさんを探すことにしました。

2️⃣2人目のカウンセラーさん

なんとなくカウンセリングスタイルが対面の方が効果があるのかなぁと感じていたので、今回もできるだけ近場で探してみました。すると行ける範囲内で条件に合う方を見つけることができました。

夫婦カウンセリングが受けられるカウンセリングルームです。

しかも今回のカウンセラーさんは【公認心理士】の資格を持ってらっしゃる方でした。大変な勉強と実習を乗り越えてこられたでしょうから、期待に胸が膨らみました。

公認心理師になるには、公認心理師カリキュラムを持つ4年制大学の学部を卒業後、特定の期間で2年以上の実務経験を積むか、公認心理師カリキュラムを持つ大学院に入学・修了し国家試験に合格すると、公認心理師資格が与えられます。

LEC東京リーガルマインド

さらにホームページの写真を見てみると40代くらいの男性でしたが、おヒゲがなく、優しそうな印象で安心しました。ほっ!


3️⃣いざカウンセリングルームへ

移動手段が自転車しかなかったので、片道約10キロを自分の脚で行くしかありませんでした。私は、とんでもなく方向音痴なので何度も脚を止めてマップを確認しながらなんとか…なんとか到着することができました。

今回は一軒家の一室でカウンセリングを行うスタイルでした。カウンセラーさんは想像通り優しそうな方で、汗だくの私に優しくお水を振舞ってくださいました。

4️⃣カウンセリング

初回は現状の悩みに対しての傾聴がメインになるので、夫婦関係について説明させていただきました。

具体的には
■夫の浮気を疑っている
■ミュニケーションをとろうとしても無視される
■冷たい言葉を吐き捨てられる
■話し合いがまともにできない
ことを相談しました。

私にはどんなことも話せる両親はいなかったですし、親代わりになってくれた高齢の祖父母にもできるだけ心配をかけたくなかったので、私の話に親身になって耳を傾けてくださるカウンセラーさんの存在がとてもありがたく感じました。

そして話の最後に、私は今の状況を打開して夫婦関係を修復したいという旨を伝えました。

ちなみに以前から友人には夫婦関係について相談していましたが、皆口をそろえて「そんな旦那はすぐにやめて、次いきな~」と言いました。
これだけ離婚に対して多数の意見があるなら、世間一般的には離婚が正解なのかなぁと思っていた中での『夫婦関係を修復したい』という自分の発言は、結構「うわぁ~言っちゃった」という感覚でした。

5️⃣カウンセラーさんの反応

カウンセラーさんなんて言うだろう…と反応を気にしてみたところ、「大丈夫です!私のカウンセリングを受ければ夫婦関係修復できますよ。」とおっしゃっていただけました。





そうだったら嬉しかったなぁ。

実際の言葉は『お子さんがいないなら今離婚した方が良いです。そんな男性との子供をもうけても、子供が苦労するだけですよ。』でした。


あれ?私の味方ではなかったようです。あまりにショックな言葉であからさまに元気がなくなる私。
その後は『どうしても離婚したくないなら~』という言葉の流れで日常で使えるコミュニケーションのテクニックを教えていただいたので、それはぜひ実践してみようと思いました。

6️⃣とぼとぼ帰宅…

終了時間が来たのでカウンセリングルームからお家へ帰宅します。
来た道を戻らねばならないのでまた10キロ自転車を漕いで帰るわけですが、外は暗くなるしショッキングな言葉でテンションは下がるしでとにかく悲しくてみじめな気持ちになりました。

家に帰れば夫はまだ帰宅してなくて、晩御飯を用意して待ってみても『いらない』と一言。自室にこもりこの日の会話は終了。

本当につらくてつらくて。

結局こちらのカウンセリングルームは1回のみで終わりにしました。
やっと夫婦関係を修復できる糸口を見つけれたと思ったのに、期待が打ち砕かれて終わったのでした。


たった1回しか受けませんでしたが
個人的に結構苦い思い出ができた
カウンセリングとなりました。



今回も最後まで読んで頂きありがとうございました🙇‍♀️
次回は、3人目のエピソードですがこの方も1回のみで終了した方になります。

カウンセリングを受けた内容とはズレた投稿になるのでご了承ください笑

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