![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/59268464/rectangle_large_type_2_d8f80572995c99ba5dbfea22605cee4c.jpeg?width=800)
転職を考えている人へ
今の会社よりも自分の能力を向上させてくれる会社に移って、そこでキャリアアップしたい!
あるいは、上司や先輩からいじめを受け職場不適応になったので、別の会社に移りたい!
さらには、今の仕事に見切りをつけて思い切って新しい仕事に取り組んでみたい!
こうした思いから、現在では多くの人が転職にチャレンジしているようです。
しかし、どのような理由があれ、転職には大きなリスクが伴うことをあらかじめ理解したうえで行動する必要があります。
キャリアアップしたいという思いから転職を考えている人をよく見かけます。
学生時代の友人や知人から情報を得て別の会社に魅力を感じるようになると、自分の能力をもってすればその会社でもっと活躍できるはずだと考えるようになります。
しかし、厳しいことを言うようですが、自分の思い描く理想の会社などなかなかないと思った方がよいのです。
隣の芝生は青く見えるもので、自分に長所や短所があるのと同じように、どこの会社にも良いところがあれば、良くないところもあるものです。
また、先輩のいじめとか過労によって職場不適応を起こした人が転職を考える話もよく耳にします。
しかし、残念ながらこのような劣悪な職場環境は、現在日本のいたるところで見られるものであり、今抱える問題をある程度自分なりに整理しておかないと、次の職場でもまた同じことを繰り返す可能性があるのです。
さらには、今やっている仕事に見切りをつけて、新しい仕事を求めて転職を考える人もいます。
しかし、キャリア採用で転職を受け入れる会社の主たる目的は、研修費をかけないで即戦力を得たいというところにあります。
中途採用者に研修費をかけるくらいなら、新卒者を採用して自社に相応しい人材に教育した方が好ましいのです。それだけに中途採用者には高い給与を支払うのです。だから、このような会社の要望に応えられるだけの能力が求められるのです。
以上、転職を考えている人には耳触りのことばかり述べましたが、実は転職を実行する前に是非検討していただきたいことがあるのです。それは、自分の人生において「今の職場で働く意味」というものをもう一度よく考えてほしいということです。
決して転職が良くないことだと言っている訳ではないのです。どのような仕事でも、どのような職場環境でも、自分にとってそこで働く意味というものがあるはずです。
このことを踏まえた上で、自分にとって転職とは何か、自分の興味や能力から考えて転職して何ができるのか、慎重に計画的に行動する必要があるのではないかと思うのです。
そして最後に一言、
しっかり検討して準備して、それでも転職すべきか否か迷うことがあります。その時はどうするか?
私なら転職を選びます。何事も十分検討した上で、やるべきか? やらざるべきか? 迷ったときは、やることにしています。
やって上手くいかなかったときは、残念だけれどやるだけのことをやったという満足感が残り、少なくとも後悔は残らないからです。やらなかったときは、あの時やっていたらどうなっていたかと思うと、やはり生涯後悔が付きまとうからです。
迷ったときは進め!
それが私のポリシーです。
よろしければ、メールカウンセリングで詳しくお伝えします。
→ https://www.ningen-kankei.jp/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回も、お時間のある時に読んでいただけたら幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?