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Flashとmixiの時代

大分間が空いてしまいました。
出産を機に会社を退職して、初めての子育てにいっぱいいっぱいになりながら、子供が寝た隙にPCを開いていました。
自分のホームページでグラフィックやFlash作品を載せつつ、育児日記なんかも書いていました。

招待制だったmixi

そのころ流行りだしたのがSNSのはしりmixi。最初は招待制で、web業界の人だけというのがウリでした。
それまでお互いのHPを訪問しあって掲示板に書き込んでいたデザイナーやイラストレーターの知り合いが皆mixiに移動し、そこでやりとりするようになりました。
同時にデザイナーを探している制作会社の方からも、mixiを通して声をかけていただくようになりました。地元近くの駅まで顔合わせに来ていただいて、こちらはベビーカーに子供を乗せて「子連れwebデザイナー」なんて名乗っていました。
実力勝負の偏見のない業界だからできたことかもしれません。

フリーランスとして開業したのは子供が1歳半の頃。
最初は知り合いの紹介でホームページを作らせていただいて(ちゃんと有料で!)、それと作品を載せることでお仕事をいただけるようになりました。

Flash、ゲームの発想力

別の制作会社からよくいただいたのは、バナー制作の案件。当時はFlashバナーというもの(笑)がありました。
動かして目立たせるのですが、ゲーム会社で染みついた動きをバナーで表現したところ、「今までこういう動かし方をする人はいなかった」と気に入っていただいて、沢山お仕事をいただきました。
同時に文字の大きさやカーニング、余白といった細かな点を「修正指示」としていただいて、これが勉強になりました。
今思うとこの会社は受けきれない案件を私のようなフリーに捌いていたのかな。社長がデザイナーで、時間が惜しいので「ズバリこうして」と返ってくるものが私にはとても実になりました。
HP制作も沢山やらせていただきました。

Flashはバナー以外にも、物事を説明するのに便利でよく使いました。
フルフラッシュサイトも作りましたし、今でいうeラーニングコンテンツもFlashで作ったこともありました。
Action Scriptも覚えていろいろできるようになった頃、スマホとタブレットの台頭とともにFlashの時代は終わります。

大事なのは子供

開業届けは出しましたが、保育園に預けるには条件が足りず、幼稚園に行くまで家で見ていました。
制作時間は限られるので「子供優先で」を条件に、料金は相場より安めだったと思います。
それでもゲーム会社で年中無休で作業していたので作業の手は早く、納期には余裕を持って「もうできたの?」「早ッ!」と言われることが多かったです。(現在進行形)
当時は若かったので徹夜もしました。今はもうできません(^^;

クリエイターが登録するサイトにもいろいろ登録しました。
今は子育て中のママが能力を生かす登録サイトが沢山ありますね。
私もそういうサイトからお声がけいただくこともありました。仕事がない時間があるときに作品を整理して、家を掃除していると、不思議とまた案件が入ってきました。今もお世話になっています。

SNSもfacebook、Twitter 、Instagramと流行り物は一通りやっています。
それぞれページや画像の作成依頼があるので。
ClubhouseだけはAndroidユーザーなので未体験ですが、web案件には繋がらないかな。

次はCMSとCSS(レスポンシブ)の話の予定。
私が忘れないように書いておきます(笑)

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