“手仕事”って、いいよなぁ

私の適職は、明言してしまえば元も子もないからという理由で公になっていないが、実際のところほっぺちゃんのママに違いない。

そうそう。ほっぺちゃんね。サンホサンホ。サン宝石の。懐かしいよね。あれ永遠に製造する職人。私それに関しては真心込めて作り続けられると思う。

話は変わるが、先日初めて整体院なるものに行ってきた。
私の趣味は平たく言えばショッピングなんですが、立体的に言えばときめきや経験をゲットするのにお金を使ったり、享受したサービスやホスピタリティに対して対価を支払ったりするのが好きなのです。
別にお金のことは大好きだしそれはもうできるだけたくさんそばにいてほしいし、そう軽率に私の元から離れていってほしくはないんだけど。。。

就いている職業がオールウェイズ立ち仕事動き回り仕事というのがあり、なんだか本当に身体のそこらじゅうがそれぞれ調子悪くてめちゃストレス〜!もう立っている時はおろか座っててもしんどくてやばやば〜!という中で、
タイミングよく自宅のポストに近所の整体院の「新規さんお試しどうですか〜!チラシ」が投函されていたため、行ってみることにしたのです。

余談になりますけど、ネット予約機能、電話苦手で全ての予約を諦めてきた民にとってはめちゃくちゃ助かってます。いつでも心の準備が整った時にぽちぽちと予約ができてしまってとんでもなく救われてます。この感謝ってどこに伝えたらいいんですか。

私自身幼少期から成人するまでは、ありがたいことにかなり健やかに育ちまして、病院にかかることも殆どなく、何でもよく食べ、出不精ありきで外傷も少なく、ぷくぷくふくふくと社会人になりました。
その反動あってか、労働者になってからというもの、何をしても時が経たねば絶対に治らない咳喘息を患い、腰やら関節やらは痛く、作った小さな痣傷は本当に治りが遅い。いつまで居座るつもりだ。住民税とか、ちったあ負担しろ。
社会人ってどうやって通院とかしてんの。
土曜日に全てを賭けているの。
毎週のように各種病院を取っ替え引っ替えしているの。
そんなお金と時間はどこから湧き出ているの。
謎が多いよ。。多すぎるよ。。。。

常にふんわりとした耐えられはする程度のストレスを抱えながら労働を続けるの、ちょっと辛いかも〜!ということで整体院のお兄さんに「なんか全部調子悪くて、原因と対策を教えてけろ〜」とお話しし、事細かに診てもらって説明してもらった。こういうのって理屈を説明してもらえるとスッキリすんだな。いい経験だった。と思いました。

前々から生理痛の緩和などで婦人科さんとはご縁があり、検診やワクチンなどはこれまでコツコツと済ませてきたもので、こういうのはできるうちに計画的にサボらずやるのがいいという教訓を身をもって感じてきたため、整体に関してもできるだけ素直に通い続けてみようかな、と思いました。

整体さんも長期的な施術で改善を試み、生活での不具合や不可能を快適・可能に導いていこう!ということで、「何かこの痛みが解決したらしたいことってありますか〜?」と何度か聞かれた。何度かっていうのは、私がこれといったはっきりとした回答ができなかったからです。体力に自信が皆無なので日々仕事で手一杯な私には“したいこと”ってなかなか難しく、結構考えたし回答に困った。のが結構悔しかった。

そこで絞り出たのが、「長い時間座って作業しても辛くなくなりたい」だった。
それこそこんなふうに文章を思いつくままに書くことも本を読むことも、そして手芸の類も私の趣味たりえることだ。ビーズ工作も折り紙も編み物縫い物も、そういう手先指先の作業が好き。突出してはいないのだろうけれど、自分の中では得意な方だと思える。
私、ほっぺちゃん作るの、きっと上手。!

趣味って難しいけど、好きな営みで、愛を持って取り組めて、するとちょっと元気や勇気が出て。そういうの、大事にしたいなって、思いますね。

お金は欲しいし、そのために勤労をすごく頑張るけれど、生活の全てを仕事に持ってかれてはなりませんなぁ〜と聞き慣れたようなことをいざ実感すると、何とも言えない開放感が得られました。実感と思考は頻繁に行き来するし、そうあるのがいいんだろうな、など。

整体のお兄さんに真っ先に言われました。脚を組むのをやめてください。絶対的によくないそうです。私のこれまでの足組みで、私の右足は数センチ縮みました。
自分が思っていたより根深く癖づいてしまっていて、足組もうとするのを気づいてやめる回数がえげつなくて、かなり引いています。自分に。

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