017.「星になったキミへ」


see again!see again!
この星空に輝く
see again!see again!
あの星になったキミへ

キミはここには居ないんだ
信じることができてなくて
一人ボーっと見つめた星空
途方に暮れた 綺麗な夜空

その中にほらキミを見つけた
確かにそこにキミはいたんだ
あの温かい輝きは間違いない
綺麗な光 キミはそう一番星

ねえキミは今もそこから
僕のことを見ているのかい?
キミの光はどこか落ち着くんだ
僕のことを照らしてくれてるからかな

星を見上げる度に涙が頬を伝う
星になったキミがまだ こっちを見ていると
星を見上げ続けて何度も何度も泣いて
やっと見つけたその光 目に焼き付けてから

僕らの家に帰るんだ

今日は夜空にキミがいるのかな
思った時にはもう目に入ってた
いつかまた居なくなるかもって
不安は吹き飛び 笑顔になれた

この星の中にキミを見つけた
いつでも僕を見守ってくれた
あの温かい煌めきに包まれて
温かい輝き 僕だけの一等星

ねえキミが居なくなってから
僕はずっとずっと独りなんだ
胸でつっかえて伝えれなくて
飲み込んだ言葉が空に零れた

キミを見上げる度に手を伸ばしては泣いて
飛び跳ねて無我夢中で届くことなんてないのに
諦めてまた俯いてキミ見上げては泣いて
「忙しい」と聞こえた気がして見上げたら

見えなくなってた

やがてキミがいなくなっちゃう前に
伝えなくちゃあの日伝えられなかった言葉

星が見えなくなる時に目一杯叫んだ
嗚咽交じり聞き取れないそれでも言いたくて
消えたキミの方向見つめて泣いて喚いて
泣き止んでもう一度星見上げた後

僕らの家に帰るんだ

see again!see again!
「ありがとう」「愛してる」
see again!see again!
拝啓、星になったキミへ

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