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人材いや人類不足の日本を重点を置くMS/OpenAI

ところでOpenAIのアルトマンCEOは売り込みはトップセールスだとしても、なんでG7で最初に会うトップに日本を選択したのだろう?
政権も思惑はあったと思います。
あと、今回のは妄想濃いめのお話ってことで。
岸田政権の次のDX戦略でMS/OpenAIの導入は筋はいいんですよね。
政権はやりたいんじゃないですか。

今回、EXPOとか国際会議がないんですよね。
最初のブログの行動記録を見ると言えるのは、営業ツアーで、岸田首相・自民党・NHKって日本へのセールス以外のなんでもない。
OpenAIは西海岸でアジアをツアーするのに日本は西海岸から一番、入りやすいってのはあったのでしょう。
一回、ソウルへ行って、東京に戻るのは、あまりしないですね。
それにしても露骨に国へのセールスですなぁ。
マイナカードの普及も落ち着いたし、次の政府のDXはLLMのAIってかMS/OpenAIの技術の導入にシフトさせそうですな。

アテンドしたのは(日本)MSだと思います。
OpenAIのロビー活動はそこまでまだ強くない。
MSはデジタル庁でもTeamsとか入っていますから、そのラインあたりからいくらでも自民党に接触できるでしょ。
あとはNTTデータかアクセンチュアあたりがこのMS/OpenAIのソリューションを仕掛けてきたかな。
そこは最後に。
ただ、今回のはMS/OpenAIに商機なしの顔見せ表敬訪問の対外アピールとは違うと思います。
契約とかの話をする前にトップ会談だけはまずは済ませておこうぐらいまでは進んでいる可能性が高いと思います。
自民党とは結構、つっこんだ議題で話をしていますし。
日本の首相ってそんなに格は低くないですし、暇ではないです。
まだ上場もしていない企業のCEOに話題だけで20分も会談はしません。

ちょっと、話が前後しますが、他で書いたそろそろMS/OpenAIは資金回収モードに入るんではないか。
MSだっていつまでも無料でChatGPTを使わせることはできないです。
そこで今回の営業ツアーで案件獲得はあると思いますよ。
日本に関しては国・政府のウルトラ・ビッグ・プロジェクトのファースト・クライアントと考えた。

わたしは官房長官会見を毎日、見ているのですが、日本政府はデータ保護、特に個人データに関しては慎重ですが、AI倫理より特にホワイトカラー、霞が関の生産性改善を優先したいところがあって。
個人データに関しては、実際、霞が関でLLMのAIを使うとなったら事前学習しているChatGPTなんて使いません。
いまChatGPTが持っている中途半端なできの個人データなんてなにも価値がないし。
使わないでしょ。
変な言い方になりますが、パブリッククラウドのAzureの中で日本の霞が関仕様にゼロから学習したプライベートな学習モデルを構築するでしょ。
クロールして日本語を学ぶ?そこはChatGPTをだいたい半年運用して、データ収集もして、解も見えてきたんじゃないかな。
話が飛びますが、MS/OpenAIがChatGPTを解放していたのは、学習させるためでしょ?まさか、人類が便利になるからって善意だけってことはないでしょ。
官房長官会見ですが、松野さんを見ていると、ここぐらいまでは想定というか検討しているんじゃないかなって感じもします。
なんでオンプレにしないのか?
このAIはとにかくアップデートが多くて、さらにMS/OpenAIは相手が政府でもAPI以上のものは見せたくないから、オンプレはまず提供しないと思います。
SQL Serverにナレッジデータベースを構築するのとはまったく違います。
ちょっと脱線しますが、防衛関係はパブリッククラウドでやらなきゃいけないAIは使わないでしょ。
兵器のAI化はMS/OpenAIとは別の国産技術ではやると思います。
だって、レーダーやミサイル管制、さらにミサイルの誘導装置、無人航空機。
軍事はいくらでもAIを使う用途がある。
これは霞が関の生産性改善とはまったく別のライン。
多分、F-3開発でAIの日本での防衛活用は本格化します。
この戦闘機はF-35とともに無人機の随伴をさせる想定なんで、そうするとどうしてもAI技術が必要になります。
英国との技術共有は今回はしなければどうにもならない。

霞が関の生産性改善はこれはかなり政府は頭を痛めているようで、とにかく国会の質問への対応が負担になっている。
対応できていないみたいですよ。
一方で国家公務員のワークライフバランス、異次元の子どもをやるうえでどうしても霞が関で育休、女性の出産後復帰、さらに言えば介護を普及させる必要があります。
これをやらないとどうにもならないので生産性改善はかなり喫緊の課題のようです。
これは妄想ですが、小西文章みたいなものを出さないためにもAIでファイル管理の締め付けを厳しくするのでは。
あんなものが出回る国でセキュリティクリアランスは不可能でまた防衛の話になりますが、そんな国に諸外国は枯れた世代遅れの兵器システムや宇宙技術しか出せなくなります。
本当にここまでやれたらDXなんですが、Wordや一太郎でのファイルで文書作成自体をやめて全部、AIの要約で文書を作成してファイルサーバ自体を廃止して、ローカルにファイルを置くのをやめる。
まぁ、小西文章が霞が関から漏洩したものではないと判明したらそれはそれでおもしろいですけどね。

なんで霞が関ならこれをやれるか?
憲法解釈にもよるのかもしれませんが霞が関は行政ではあるのですが、意思決定機関ではありません。
立法自体をするのは国会で、行政の最高機関は内閣。
はい、意思決定のできないAIを永田町に導入をすることはまずないでしょ。
厳密ではないですが、基本的に霞が関でする決定は国家の存亡には関わらないです。
大臣が最終的に認めるのは内閣の役割です。
最高も含めて裁判所、検察、警察、防衛省もまず無理でしょ。
ちょっと考えてみてください。
小西文章で言えば、議事録なのかすら怪しまれたらなんとかメモ。
こんなものは別に人類が全部、書く必要性ってあまりないでしょ。
AIに要約させてなにか問題があります?
AIってかクラウドで一元管理して情報漏洩を防止。
これを書いて反感を喰らっているのはわかりますが、上場企業で議事録を外部の人が入手する?
手段によっては警察が出てくることだってありますよ。
民主主義の危機ではないんですよ。
必要な時に情報公開を拒むのは別問題。
小西文章で言えばファイル管理がまったくできていなかった。
クラウドで一元管理すりゃ、そんなことはなくなります。
これだって行政改革です。

次の岸田政権の成長戦略のテーマとしてはMS/OpenAIの技術導入はいいんですよねぇ。
この国はホワイトカラーの人手不足の方が深刻ですし、AIの台頭で失業した方は業種をシフトさせたりして、産業間のでこぼこの解消もあるようでしょう。
介護、農業はIoTまではやれるのですが、そこでAIを使っても、まだまだロボットではできないことが多いです。
ファミレスなどの外食が配膳ねこちゃんロボットを導入しても無人まではできなかったのと同じだと思っていただければ。
霞が関の人材スリム化はAI導入によって現場への人員シフトとかで行革になります。
AI倫理はあまり問題になっていない。
権利問題で言えば、行政文書や事務文書に著作権なんてあるとは思えませんし。
霞が関への導入ってあまりハードルがないですね。

ただ、最初のところに戻りますが、今回のOpenAIのアルトマンCEOのアテンドは誰がしたんだ?
日本MSを通じてとは思いますが、その先が誰か。
日本MSはソリューションビジネスをやりません。
Avanadeがそんな大規模をやるとしたら、Accentureがリードする。
米Accentureと米MSは仲良し。
ただ、日本のAccentureにはそんなロビー活動するほどの力はないはず。
そうするとNTTデータ。
ここも問題があって、AI導入で学習モデルの構築で多重請けをやったら、かなり問題になる。
いままでのシステム構築と同じにはやれない。
フューチャー、NRIの可能性もありそうなんですが、あまり官公庁では聞かないんですよね。
富士通、NEC、日立はどうも今回は違う感じがする。
デジタル庁はPMOまでしかできないのでどうしてもベンダーが必要。
どこがやるんでしょ?
80年代末の都銀オンラインよりでかいプロジェクトになるんではないかな。
特許庁よりもでかい。
日本だとほぼ半世紀ぶりのでかいプロジェクト。

補足の補足ですが、Alphabet/GoogleのBard。
まだ、ここまでのトップセールスの営業活動をできるものは持っていないでしょ。
やっと英語圏のそれもUS、UKのみの公開。
日本人が日本国内からは使えない。

今回は妄想なので、あまり突っ込まないでね。

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