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勝手書評:なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?/お金の価値とはなんなのかを給付金をきっかけに考えてみる。

通常はインスタの方で書評をしているのですが、深い話は書ききれないので、気になった本はnoteにも書いていこうと思います。別マガジンでやっている「勝手決算(=勝手に人様の決算を読み込んで、解説していく)」とは別軸なので、これはこれでマガジンにしていこうと思っています。

勝手決算はコチラです↓(気になる方はぜひ!)


今回は以下の本を取り上げていきたいと思います。

特別給付金を申請し、入金され始めている今。収入以外で入ってくるお金とはなにか。いやいや、そもそもお金とはなんなのか、ここで考えてもいいかもしれない。時間もあるし。ということで、以下の本を書評していこうと思います。

冒頭でタイトルにもある通り「ゴッホ」と「ピカソ」の労働(絵描きなので、当然絵を描いて売ること)に対する対価の考え方、自分の価値の最大化の仕方に関して触れてあります。ここだけでも相当為になるかと思います。一つの本で自分の参考になる、為になる部分は「全体の4%」と言いますが、それこそここだけで投資回収しているのでは?と思います。


全体の構成に関しては筆者の山口さんが戦略コンサルの時代に経験したことをベースに、「お金とはなんなのか?」に関して書かれています。お金の価値とは、みたいな話です。

私自身も17年末に会社がMAされてから、「会社とはなにか」「お金とはなにか」「自身のキャリアとはなにか」を非常に考えるようになりました。否が応でも考えないといけない身に買収される側にたつことで立ったわけです。

本書では

お金→お金(お金でお金を増やす経済活動、マネーゲーム)

価値→お金(価値をお金に換える経済活動、マネタイズ)

信用→お金(信用をお金に換える経済活動、キャピタライズ)

信用→信用(お金を介さない経済活動、価値同士の交換)

に分かれている。信用→お金あたりから、キンコン西野の著書にもあったお金を稼ぐポイントを後ろにもってくるという考え方に近しいものがあると思った。(それを13年に本にしている…)↓

あまり書くとネタばれになるが、最後にお金はゴールではなく手段であるいつもの話が書いてある。この考え方がまだ精確に理解できていないので、半端な投資に走っているが、いつかたどり着くだろうか。

とにかくお金にコントロールされているように感じたら、ぜひ読んでほしい。一歩下がったメタな視点からお金を今一度捉えることができるかもしれない。

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