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里山クッチーナのこと

昨年の6月まで、三年間月イチレストランの営業をしていました。

私が住んでいる岡山県の新庄村は、現在850人程度の人口で、岡山県三大河川のひとつ「旭川」へと流れる豊富な水源の森でもあります。

その美しい水に育まれた新鮮な野菜の味に、感動したことを覚えています。
瑞々しさだったり、野菜そのものの味の濃さだったり、それぞれの個性がきちんとあって、しみじみ美味しさを感じました。
添え物と思われがちなパセリは大好きな野菜のひとつなのですが、太陽みたいな味がする(伝わるかな)!ソースにしたり、そのままいただいたり。
人参もビーツもアスパラもじゃがいもも…とキリがないくらい話せそう。
春は山菜、夏は最盛期でトマトが美味しい、秋はきのこや落花生、冬はやっぱり人参。
なんというか、好きなものを話している時の私は面白いらしい。ついつい熱が入ってしまう。

その食材達の美味しさを皆さんにも味わっていただきたいと、賛同してくれた整体師でもありシェフの相棒、斎藤薫さん(うみかぜ整体院)とレストランを始めることにしました。
それぞれが料理講師と整体院と本業がある為、月に一度のお楽しみとして楽しんでいただけたらと始めました。2人とも共通がイタリアンと薬膳だったので、薬膳イタリアン。
地続きの仕事ではない分エネルギーは必要でしたが、お客様の「美味しい」とか、ふたりで創意工夫をすることとか、沢山の幸せを感じました。
飲食店の責任者をやっていた時とはまた違った経験ができ、エキサイティングな三年間でした。そして、それぞれ本業に専念する為閉店することとなりました。

薫さんとの出会いも私にとって沢山の気付きや学びを与えてくれました。感謝しかありません。
また一緒に味噌作りしたり、美味しいご飯食べたりしましょう。整体でのメンテナンスも!よろしくお願いします!(薫さんの山椒ベーゼが大好き)

毎年冬は食材が乏しくて知恵を絞り出していたなぁと、暖冬の今年に回想。

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