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薬膳との出会い

新庄村に移住したばかりの頃、移住者の先輩である石窯パン屋さんが、近郊のお買い物スポットや美味しいお店にあちこち連れて行ってくださいました。

その頃は飲食店の責任者をしていた時代で、早い日は早朝4時出勤。ゆっくり休憩も取れない激務の日々。

人の食を支える仕事をしているのになんとも不健康な毎日だなと思っていた頃、「こんなのやってるよ〜」とその先輩からお知らせを手渡されました。
お隣鳥取県での薬膳講座の案内。鍼灸にかかっていたり、中医学自体にも興味があったので、水曜日のお休みに通うことにしました。

今は亡き恩師との出会いもあり、勉強は楽しい。好奇心旺盛な性格なので、どんどん勉強したい!と思い、次は中級へ。
調理に従事していたり、料理講師としての下地があったので、食のことは学びやすかったし、暗記モノは苦手だけど「これはシソ科か」など植物性の生薬はやはり覚えやすかった。

料理教室でも薬膳の講座をやるにあたって、どうせなら上級資格まで取ろう思い、試験対策講座を受けた翌年恩師との突然の別れ。合格したら祝杯を…と話していた数年前のこと。
2人目の出産を経て、国際資取得するのは中々に大変ではありましたが、やっぱり勉強は楽しいし、皆さんに還元できることが少しずつ増えていくことは嬉しい。勉強は尽きないし、まだまだやりたいことも沢山。

食を通して、誰かの生活を豊かにしたり、生活の質を上げたり。美味しいものは人を幸せにする。
誰かに寄り添いながら、講師の仕事を長く続けていきたいなと願っています。

今年は食品に関する全く違う資格の受験も予定しています。楽しみながら、また次のステージに挑みます!

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