HSPと言っても種類はいろいろあるが私の場合〜視覚編2022〜

HSPと一言に言っても、敏感って何が敏感なのかってその人によって様々です。

聴覚過敏はずいぶん浸透してきたと思いますが、感覚には五感(もしくは六感)があるわけです。

それらが敏感だということです。

聴覚以外に四感あるわけだし、その捉え方も程度も様々。海かよぐらい、広くて深い世界なのです。
つまり、非HSPの人にとっては、手漕ぎボートで海に繰り出した第一話のルフィぐらい、HSPの世界はすぐに理解できるものではないということをご理解いただきたいと思います。

以下に、以前の投稿に加えて私の敏感さで新たにわかったものを書いていきたいと思います。
こういう人もいるんだと知り、あなたの周りの人への理解が少しでもすすんだら嬉しい限りです。

視覚について

私は、異様に視界が広く、視界に入った情報を瞬時に捉えてしまう特性があります。
なので、都会はとても疲れます。看板を無意識に全部読んでしまうから。
(子ども時代、文字の入ったTシャツが着れませんでした。私自身が読んで「なんだあれー笑」ってなってたので、周りもそうだと思ってました。)

広告、ファミレスのメニュー、パンフレットなどはすぐに読み終えることができます。子どもの頃から速読ができると思っていましたが、今思うと本に限らずですね。
ウォーリーをさがせ!などの本もとても得意で、開いた瞬間に見つけることができました。

最近わかったことの一つに、視力がずっと良い、というものがあります

現在41歳ですが、視力はずっと変わらず1.2をキープしています。
老眼もありません。

先日詳しく視力測定をしてもらったところ、私は遠視傾向が強いと判明しました。
けれど、手前のものにピントを合わせる力を持っているため、手前のものもよく見えるので遠視だと分からずに来たのだそうです。

そのために情報の取捨ができずにすべての情報を拾ってしまうような状態。
それに気づいたきっかけは、老眼鏡をかけた時でした。
手前のものがよく見え、奥のものがぼやけて見えたんです。
よくゲームや絵画で見る世界だと思いました。
なぜなら私は手前の人間も、遠くの山の裾野も、どちらもはっきり見えるのです。

遠くのものも手前のものもピントが合うので、ものがあまり立体的に見えていなかったんだと、初めて気づいたのです。

見える事はいいと思うかもしれませんが、そもそもは遠くにピントが合うタイプの目を、ちょっと無理して手前に合わせてるために、とても目が疲れ易くなるのだそうです。その証に、年中首のコリと肩こりに悩まされていました。眼精疲労です。

そのことを知ってから、私は夜は老眼鏡をかけるようになりました。
手前のもののみにピントが合うので、遠くの物の情報を見なくて済み、目の奥がほぐれて脳がリラックスすると言う自分の特性を知れたからです。

生きづらさの裏にある能力

視点を変えてみましょう。

視覚による情報収集能力が高いということは。
情報にいち早く気づきキャッチする能力も高いと言うことにつながります。


そして同時に、情報を無意識にキャッチしてしまうため気が散りやすくなる、集中が続かないなどの特性が関連することになります。


欲していないのに情報がどんどん勝手に入ってきてしまうため、人がたくさんいる、掲示物などで文字情報がたくさんあるような場所は、いるだけで脳が大変疲れる現象が起きるわけです。


ですから、もしかしたら特性が強い子は上手に表現できないだけで想像のはるか上をいく生きづらさと、高い能力を抱えていることになるのかもしれません。


2022年に知ることができた私の視覚に関する内容は以上です。
読んでいただきありがとうございました☺️


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