「雷神堂」物語～若者にも愛される伝統手焼き煎餅～
コンセプト
静岡駅から北に歩いて15分ほどの七間町通り。映画の街だったこの場所に、モダンな雰囲気のお煎餅屋がある。
関東を中心に現在29店舗ある雷神堂。関東以外の店舗は静岡店のみ。
コンセプトは国産米を100％使用し、安心安全で良質な材料にこだわり、手間ひまかけて作るお煎餅。
静岡店の特徴は手焼き煎餅を作っていること。手焼き煎餅は昭和のイメージがあるが、若者にも受けるようにと意見を取り入れながら、味や伝統は守りながらも、現代っぽい映えるテイストのお煎餅を目指しているという。
歴史
静岡店は2018年4月にオープン。店主の岩浪さんは東京の中目黒店で5年間働くうちに業務を覚え、自分でもお店をやってみたいと思ったそう。本来、雷神堂は関東しか出店の予定はなかったが、折角やるならご自身の出身地である静岡でやりたいという岩浪さんの想いにより、なんと静岡でできることに。
匠宿との出会い
お店のオープンにあたり、初めは七間町ではない他の場所で探していたという。なかなか良い物件が見つからず諦めようかと思っていたところに、たまたま人宿町で空きが出たと不動産屋から紹介を受けた。そこで、人宿町の街造りも手掛ける匠宿(創造舎)の社長と出会ったそう。
岩浪さんから見て、匠宿のスタッフはハートフルで、来ると運気があがるようで好きな場所だと言ってくれている。
以前、七間町にあった高はし煎餅というお店が地域の方に愛されていて、無くなった事を惜しむ声が多かった。お煎餅に馴染みのあったこの場所に新たなお煎餅屋ができたことで、受け入れてもらいやすかったのだとか。嬉しそうにしてくれる地域の方々を見て、巡り合わせでこの場所に出店できたことがラッキーだったと、岩浪さんは言う。
作り手の想い
静岡店は商品の5割ほどが手焼きのため、完成までに手間がかかる。10回漬けという商品はタレに漬けて乾かす工程を10回行うため、完成まで2週間もかかるという。とても大変そうだが、どのお煎餅も一枚一枚丹精込めて作っているからこそ、愛情が湧くのだという。真心を込めて作ったお煎餅を愛してくれるお客様とのふれあいがとても嬉しいとのこと。
人気商品
100種類あるなかで一番人気はぬれかり。
濡れるほどタレをしみ込ませて、カリカリになるまで乾かしたもの。
富士山ぬれかり煎餅は静岡店限定。
お絵描き煎餅は季節ごとに絵柄が変わり、贈り物にぴったり！送別シーズン、誕生日、父の日や母の日などにおすすめ。予約も承っている。
実はお煎餅は贈り物に適している。常温のため渡しやすく、賞味期限もそれなりに長い。お子様からご年配の方まで受け入れられやすく、貰った方も分けやすいため、お中元、お歳暮、お年賀などにもオススメ。
実績・賞・メディア掲載等
最近では3月28日にまるごとで放送され、みやぞんさんと久保ひとみさんが来店した。その他にもずん飯尾さんやエグザイルグループのドーベルマンインフィニティの方、石塚英彦さんがテレビ取材で来たことも。
最後に一言あれば!!
お煎餅は100種類ほどあって、こんなに種類があるのは雷神堂でも静岡店が一番です！興味があまりない方にもハマる何かがあると思うので、ぜひ一度ご来店いただき、宝探しの気分で、ワクワクしながら自分のお気に入りのお煎餅を探してもらえたら嬉しいです。
お客様とのふれあいが楽しいので、ぜひ来店してもらって仲良くなりたいと思ってます。
取材者の感想
私はもともとお煎餅をあまり食べなかったのですが、雷神堂さんのお煎餅を食べてから大好きになりました。コーヒー煎餅や納豆チーズなど変わったものも豊富で、この組み合わせって意外と合うんだ！という発見もあり、ついつい色んな味を試したくなります。お煎餅の美味しさを知ったきっかけが雷神堂さんでした。
岩浪さんの人柄がとにかく素敵で、取材中も男性の方や、外国人のお姉さんが来店されたのですが、終始楽しそうにお話されていました。常連さんになっちゃうのも分かるなあ・・・と思いました。
タイミングが合えば手焼きの様子を外から見られるのも醍醐味です。作り手の想いも、一枚一枚手焼きする姿も、お話を聞いて購入されるお客様も、とにかくずっと温かい。そんな印象で、取材中もほっこりした気持ちになりました。
ぜひ、お煎餅の沼にハマってみませんか？？
店舗情報
店名: 雷神堂静岡店
住所: 〒420-0035
静岡市葵区七間町離宮19-1人宿町
TEL: 054-255-1670
営業時間: 10時～19時
定休日: 不定休
駐車場: なし 近隣に有料駐車場あり
SNS:https://www.instagram.com/raijindoshizuoka_senbei?igsh=MW96OG5uZGsweHQ3aA==
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