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つくりてさんの取材の様子

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つくりてさんのこだわりや商品のあんなコトやこんなコト。 たくさんのコトをコトコトスタッフが取材してきました。
運営しているクリエイター

#駿府の工房匠宿

「orb」物語~いくつになっても心ときめく雑貨を提供します~

コンセプト いくつになっても心ときめくような雑貨を提供します! 歴史 静岡市新富町の比較的静かな通りに店を構える「orb」。 店主は温かい笑顔が印象的な内堀さん。内堀さんはもともと静岡発祥のケーキ屋、キルフェボンの雑貨部門で働いていた。そこで仕入れを担当しながら、商品の流通や卸しについて学んでいたそう。その後は海外に興味を持ち、タイとネパール、日本を行き来して、現地では雑貨やアパレルの卸営業を行っていたという。 初めは面白いと思った商品を買い付けて雑貨店向けに営業してい

「村松二六」物語~守り継がれる丸子の和紅茶~

歴史 明治初期、多田元吉翁が中国、インドから持ち帰った茶の種を日本で育てるも風土に合わず枯れてしまいます。しかし奇跡的に日本の風土に合ったチャノキがあり、その原木が丸子にありました。一時は国産の紅茶も栄えたものの、戦後の混乱と紅茶の輸入自由化により海外産の紅茶が主流となり国産の紅茶が衰退の一途をたどります。 茶園を営んで3代目の村松二六氏が、和紅茶の衰退に危機感をもち、平成元年より日本茶葉を使った和紅茶づくりに力を注ぎ始めます。茶園の土づくりから茶樹の栽培、加工に使われる萎

"雷神堂"物語-若者にも愛される伝統手焼き煎餅-

コンセプト 静岡駅から北に歩いて15分ほどの七間町通り。映画の街だったこの場所に、モダンな雰囲気のお煎餅屋がある。 関東を中心に現在29店舗ある雷神堂。関東以外の店舗は静岡店のみ。 コンセプトは国産米を100%使用し、安心安全で良質な材料にこだわり、手間ひまかけて作るお煎餅。 "静岡店の特徴は手焼き煎餅を作っていること" 手焼き煎餅は昭和のイメージがあるが、若者にも受けるようにと意見を取り入れながら、味や伝統は守りながらも、現代っぽい映えるテイストのお煎餅を目指して

「マツウラコーヒー」物語~笑顔を添えた優しい一杯~

藤枝市「蓮華寺池公園」内の池のほとり、ボート乗り場の横にあるのがマツウラコーヒー。平日でも散歩に訪れる人が多く、そんな人たちを見守りながら120%の笑顔で迎えてくれるのは店主の松浦さん。失礼ながら「癒し系」という言葉がピッタリだと思ってしまう程おっとりとしていて、でもお喋りしだすと止まらなくなるくらい明るい。不思議なパワーと魅力を持った松浦さんだからこそ作り上げられたマツウラコーヒーをご紹介。 歴史 コーヒー屋さんに就職、一度はその職を離れ別の道に進むも再びコーヒーへの想