医療から生まれた、土に還る1枚【ファッション×第一次産業】takes.
竹100%でできた「TAKEFU(竹布)」という素材があります。
「TAKEFU」は、医療用ガーゼのために開発されたナファ生活研究所さんの竹でできた繊維です。
竹は抗菌作用などがあるとして、昔から日常の食などあらゆる場面で活用されてきました。これをTシャツに落とし込んだブランドがあります。
それが、「takes.」です。
takes.(テイクス)
「竹を使った素材で人々を健康に」
という想いから生まれたブランドさんです。
製法や販売の一連全てが
”人の健康と地球の環境のため”
を考えられてつくられているので、
なんと土にも還ります。
竹素材は着心地が良いだけでなく、
吸水性・吸湿性・保温性に優れ、
消臭性と抗菌性も期待できる天然素材。
takes.ではTシャツをメインに展開されているようです。
派手さはありませんが、
何枚も持っていたい
ずっと着れる
ガンガン洗って育てられる
そんなTシャツだと、バイヤーさんに教えてもらいました
(9枚ほど所有してるそう)。
素材に興味を持ったものの、正直購入するつもりは全くありませんでした。なぜなら私は体育の授業中の学生のようになるので昔からTシャツが苦手だからです。
でも試着すると…
ラインが美しい。
なんの違和感もない。
瞬時に良さを感じられました。
「私にも着れるんだ…」
メンズのSサイズでしたが、首回りも、袖周りも、お腹周りも、なんだか落ち着く。
実は価格は1万円以上します。
このランクのTシャツに、ついに初めて手を出してしまいました…。
ただただ、本当になんの違和感もありません。
「違和感がない」の実現が本当に難しいということは、
ものづくりをしている方は身に沁みてわかっているはず。
これは着てみないとわからない…
ファッションを楽しんでいる人って、
こういうふうに楽しんでいるものなのか。
ブランドの姿勢と、
ブランドづくりへの姿勢に
感銘と衝撃を受けた体験でした。
ぜひご興味持たれた方はサイトもご覧ください。
▼takes.(ブランドサイト)
▼ 購入可能な店舗
最後までお読みくださりありがとうございました。
お相手は、
”小さなトリコ”をお伝えするデザイナー
コトリコの江藤でした。
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