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私が望む世界

ご覧いただきありがとうございます✨

今回は、私がミライに望む世界
をテーマに綴っていこうと思います

私がミライに望む世界は
「自分のコトバでチャンスを掴み
自分の世界を広げられる人を増やすこと」

言葉には
昔から「言霊」といわれるほどの
パワーがあります

だから
希望を失い途方にくれている時
誰かからかけられた
たった1つの優しい言葉のお陰で

助けられたり

立ち直れたり

嬉しい気持ちになったり

逆に
言葉によって傷ついたり

自信を失ったりして

悲しい気持ちになったり

言葉とは
優しさや希望に溢れたお守りや
ミライへの切符にもなる

一方で
人を潰す武器や凶器にもなる

なぜ私は
こんなにコトバに執着をするのか

深く深く向き合ってみると

私自身がこれまで
受けたコトバ、伝えたコトバによって
人生を大きく左右してきたからこそ
なんだと思っています



〈人生を左右した2つのできごと〉

1つ目の大きなできごと

それは、3.11東日本大震災で
被災にあった気仙沼を訪れた時の
できごとでした

私は小学校の先生になるために
大学で教育のことを学んでいました

だから、子どもたちと遊ぶ
ボランティアがあると聞いて
気仙沼へ行きました

余震もまだあるなか
子どもたちと遊んでいた時

何気ない会話から「将来の夢」の
話になりました

私は、小学校2年生の女の子に
「将来何になりたいの?」と聞くと

「夢なんて叶うはずがない」
と衝撃的な一言

ゆっくりと理由を聞くと

津波が来るから
お母さんと弟と
車で避難しようとしたとき

「お財布を忘れた!」

とお母さんが車を降りたその瞬間に

津波がお母さんを襲い

女の子の目の前で
お母さんはどんどん小さくなって
いったそう

その後、弟と二日間車の中で過ごして
助けられたのだとか

女の子は私に

「今、私たちが立っているところから
海は見えるけど
震災前には家がいっぱい並んでいて
海が見えなかった」

「お母さんも家もないのに
夢なんて叶うはずがないよね?」

小さな身体の子どもから
そんな話を聞いたとき

私はこのまま本当の夢を叶えずに
将来子どもたちの前に立って
良いのだろうかと深く悩みました

言葉によって考えさせられ
生き方さえも変わるものと
なりました

.
.
.

その後
本当は人を喜ばせることが大好きで
ブライダルの仕事に憧れていた私は

女の子の話を聞いて
まずは自分が夢を叶えるために
ブライダルの職に就くことを決め
進路を180°転換

小学校の先生になる前に
憧れでもあり夢だった
ブライダルの仕事に就きました



2つめの大きなできごと

その後、就職活動をして
とっても魅力的な会社に出会い
憧れのブライダル企業に就職

朝から深夜までとにかく

「お客様のことだけを考えて仕事をする」

ことことだけを大切にしなさい
という指導を受けました

だから、自分に矢印は一切向けず
とにかく朝から深夜まで働きました

自分がしたい仕事ができて
幸せを感じ、一生懸命働く

一方で

そこで受けていた言葉が、挨拶代わりの

「アホ」・「おい、ブス」

関西の、ノリだったのかもしれませんが
だんだんと身体に症状が現れはじめ

結婚式で一番伝えたかった
「おめでとうございます」
という言葉さえもでなくなりました

結局、心身への不調から
ドクターストップがかかり
憧れだった仕事は3か月で退職

吹っ切れたかと思いきや
今でも、事あるごとに想いだし
涙が溢れます。

私は、言葉への儚さと強さ
怖さを感じました



その後、療養期間を経て
私は公立小学校の先生となりました

小学校で、純粋無垢な子どもたちと
向き合う中で

言葉とは恐ろしさをもっているけれど
優しさや美しい強さがあることも知りました

そして、
もっと授業で勝負をしたい
授業力を磨きたいという想いから
私立小学校へ場所を帰ることを決めました

決めました

といっても
そこに入るために必要だったことが
「面接」でした

子どもたちへ自分のできること
自分の魅力を自分の考えを
コトバで伝えきる
ことを求められました

私はどうして子どもと関わる
仕事がしたいのか

どんな経験をしてきたのか

どんなことを子どもたちへ
伝えたいのか

言葉を紡ぎ、伝えると

私立小学校で働く
その門を開けてもらうことができました



私立小学校でも
先生として、子どもたちを喜ぶ授業を考え

「そーそー、これこれ、
こんな勉強がしたかったんだ✨」と

輝く笑顔で言われた時には
何よりの喜びでした



一方で、学校では決まった
カリキュラムがある

学校の勉強のスピードに
ついていけない子や

実力が十分にあり
時間を持て余してしまう子も見ました

そして特に、全ての学びの土台
「文章を読み解く力・書く力」は
どの教科においても大切だけど
学校では力を入れきれない

だったら教室を創ろう

と学び舎Cotobacoを開くことを決めました



Cotobacoを開いて
これまで総勢60名以上のお子さんが
通ってくれています

一人ひとりが目的をもって通っていますが

コトバでミライを切り拓いた
りっちゃんという女の子がいます

りっちゃんは
コロナがきっかけで
家に閉じこもるようになりました

友だちとの会話も減り
笑顔も少なくなって

私には「おとなしい子」に見えていました

そんなりっちゃんから
6年生の6月に相談を受けました

「中学受験がしたい。
どうしても入りたい学校がある。」

その学校は、偏差値56。
当時彼女が受けた模試では
ギリギリ40いくか、いかないか…

受験までのこり半年。

だれに言わせても
「今からではムリ」という見解

しかし、りっちゃんは
どうしてもそこに入りたい
という強い希望から

作文を用いた受験で
チャレンジすることにしました



りっちゃんは
5歳からシャチが大好きで
シャチに癒され救われてきた彼女は将来
「オルカセラピスト」
として起業をするという夢を抱き

保育園の年長さんから研究を重ね

シャチと泳ぐことを夢見て
最年少でダイビングの資格を取得していました

憧れの学校に入れれば
中学生から起業ゼミで学べる

そんな環境で学ぶことを実現するために

りっちゃん・お母さん・私の
三人四脚状態で臨んだ試験は

見事に合格!!

りっちゃんは今
夢の切符を掴み
憧れの門をくぐって通学している✨

だけでなく…

磨き上げたコトバの力を生かして

日本語でも英語でも
レポートを書けばA評価をもらい

委員会でプレゼンをすれば
彼女の想いに魅力を感じた
先生や高校生からも
委員長として推薦される

そんな日々を過ごしています



私は、自分自身が体験してきたコトバの力や
子どもたちがコトバによって
夢を実現させていく姿を見るたびに

コトバが人を打ち負かす凶器ではなく

人を支えるお守り
勇気となってほしいと願っています

だからこそ、コトバに磨きをかけていき

自分のコトバでチャンスを掴み
自分の世界を広げられる人を増やす

そんな社会を望んでいます✨


最後までご覧いただき
ありがとうございました💛


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