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3-4 とりあえずGAS解説

その前にこちらを参照してね
とりあえずやってみるGAS

プログラム解説

コメント

// スプレッドシートを取得

行の頭に「//」(スラッシュが2本)あると「コメント」として
プログラム実行時に無視されます。
プログラムが何をしているかなどのメモとして使ったりします。

関数

function myFunction() {
}

「function」と宣言して、そのあとにあなたの好きな名前で関数名を宣言します。
最後に「ここから関数が始まる」という意味で「{」を書き、終わりに「}」を書きます。

命令解説

関数内に書くそれぞれのプログラムを「命令」と言います。

  // スプレッドシートを取得
  const ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();

const ss

変数「ss」を「const」で宣言し定義します。
変数とはデータを格納するための器でメモリ内に保存されます。

const

constとは 「constant」 (定数)の略で
定義した変数を変更されないように用意するときに使用します。

  // B4:B14セルを選択
  var rangeB = sheet.getRange('B4:B14');

var rangeB

変数「rangeB」を「var」で宣言し定義します。

var

変えることができる(variableな)変数で
変えることができない変数「const」と反対の性質を持つ変数です。

変数の哲学

プログラムはバグ(予期しない挙動をまねくプログラム中のミス)がつきものです。
そこで、なるべくバグを生じさせないように、色々な工夫を、これまでの先人たちが知恵を絞ってきました。

変更できない変数もそのうちの一つです。

プログラムを書き始めたときには考慮していたこと
たとえば、この変数には「AAA」というデータが入っているはず
というのが、途中で変わってしまったら
「AAA」と思い込んで作ったプログラムはめでたくバグになってしまいます。

そこで、これを防ぐために変更できない変数を思いついた人がいたのです。
そういう先人(変人ではない)たちの想いを大事にしてゆきましょう!

続き

関数内のGASに関する命令は次回へ続きます。

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