阿波踊り、どんな場面で踊る?

阿波踊りを踊る場面は大きく分けて以下の三つに分類できます。今日はかなりざっくりと説明をしたいと思います。

①流し踊り→連が隊列を組み踊ります。列の先頭には連名が記載されている高張提灯を持った踊り子(一般的には男性)が列を先導します。踊る順番は各連それそれことなりますが、高張提灯以下、子供、法被、女、男の順、列の最後尾に鳴り物がつく例が多いです。流し踊りでのフォーメーションも見どころの一つです。流し踊りは会場に設営された桟敷席から、または沿道から間近で見る二通りがあります。

②舞台踊り→それぞれの連が客席舞台上で群舞を見せる踊りです。それぞれの舞台踊りには構成があり、日頃の練習の成果を披露する場とも言えます。音響や照明設備も使用するので流し踊りとは違う魅力があります。鳴り物と踊り手の一体感、スター踊り手の技術などこちらも見どころが満載です。

③輪踊り→いわゆるアドリブでの踊りです。高円寺阿波踊りでは交通安全面への配慮からあまり見る事はできませんが、徳島の阿波踊りは至る場所で各連ごとまたは複数の連が合同でゲリラ的に輪踊りを踊ります。私は見る側にいる時に一番興味があるのがこの輪踊りです。即興性とパフォーマンス性が高くどの連の輪踊りも見応えがあります。

今日はここまでにしておきます。

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